基本情報
毒ドラゴン エケベリア属
メルカリにて購入。厳つい名前ながら可愛い子。うちに届いた段階ではイマイチなコンディションではあるが、いい感じに育成環境を整えさえすれば艶めかしい色合いの可愛い子になるのはリサーチ済みよ(調べ当てた情報が正しければ)。そして、何よりこの子との交配種がわっち好みの子が多い。早く増やして交配親にしたい。
脇からよく子株を出すので、それを切り離すだけで簡単に増やせる。そのまま群生させても可愛い。葉挿しの成功率も割と高い。結構丈夫。でもうちに来てからこの子が花芽を上げてるのをまだ見た事ないんだよなぁ。(2年目にして初めて花芽を確認!親株が花芽を付けるタイミングと親株から外した子株も同時期に花芽をつけているのがちょっと不思議。株の充実ぶりというより気候などの環境によって花芽を付けるか決めているのだろうか?)
生育タイプ:春秋型
生育適温:10~28度
耐寒気温:-1℃。最低気温マイナス3℃を耐えた経験あり。
日照:6/10 家の東側ベランダ(西日は当たらない)に置いているけど今のところ問題無さそう
水分要求度:3/10 下葉が少しシオっとしたあたりで水をあげるぐらいで良いと思う
肥料要求度:3/10 少しは有ったほうが良い
2022年2月22日~ 購入苗からスタート
カット苗からスタート根はほぼ無い状態。届いたその日のうちに植え付け。鉢はプレステラ90型モスグリーン、土は根がほぼ無いので小苗用土を使用した。根はまだないけど一応オルトランDXとマグァンプK中粒を人差し指と親指で一つまみ土に混ぜ込みそこに植え付けた。発根を誘うつもりで植え付けてすぐにに鉢底から水が流れ出るまでしっかり水やりした(リキダス2000倍希釈液を使用)。発根までの間針金で押さえようかとも思ったけど、そこそこにサイズが有り、それなりに安定して見えたので軽く押し付けるように土の上に置いただけの今の状態で様子を見ることにした。
植え付けの際、シワがよった見栄えの悪い葉が5枚あったのでもいだが、ダメ元でポリポットに挿してみた。1枚でも出ればラッキー。
あとは、夜に冷え込みそうなら室内に取り込み、日の出ている時や、そこまで冷え込みが厳しく無さそうな時は外に置くようにしようと思う。
2022年4月13日 写真1点 子株発生
下葉がシオシオになりつつもどうやら一応は根付いてくれたっぽい。下の方の葉の間から子株が出てきて早くも増える気を見せつけてくれていて頼もしい。
葉挿しにしていた5枚の葉は既に3枚が脱落し残り2枚になってしまった。しかも根も出てないっぽいのが悲しい。同じタイミングで葉挿しにした毒ドラゴンxシャンペーンの方は7枚全て発根しているんだけどね。この子の方が葉挿し成功率が低いのか単に葉挿しにした葉のコンディションの差なのだろうか分からないけどこれから元気に育っていってくれたら葉挿しをまた取れる機会もあるだろうから段々分かってくるだろうと思う。
2022年4月21日 写真1点 葉挿し苗の発芽&発根確認
親葉は未だにシオシオのまんまだけど発芽と発根を確認できた。割と早い段階で5枚中3枚の葉は枯れてしまって流石に葉のコンディションが悪すぎたかなぁと思っていたけれど、2枚がこうして発芽発根してくれて多分このまま育ってくれそうなところを見ると葉挿しの成功率自体は低くはないみたい。
葉挿しをしてから2ヶ月程度でこれなら優秀だと思う。もっとコンディションの良い葉をもうちょっと気温が上がったタイミングでやれば8割ぐらいは成功しそうな気がする。ただの勘だけどね。この子は交配親としてかなり活躍してくれそうなのでそれなりのサイズの株が複数欲しいところ。早く増やしたい。
2022年5月7日 写真1点 葉挿し苗植え付け
植え付け後⬆
今までは置き場所は朝の2~3時間だけ日が当たりそれ以外の時間は日陰になる所に置いていたけど、植え替え後は親株と同じ建物東側のベランダに置くことにした。
水やりは暫くは表土が乾いたら様子を見ながらチョロチョロ水やりをしようと思う。
今回使ったピンはU字に曲げたものではなく簡単に指で摘んで取り除けるように持ち手付きのモノにしてみた。使用してみての感想は土に挿す時も挿しやすいし良いんだけど、作る手間もかかるし、針金のU字のやつより太いアルミ線で作ったこともあって早い段階で葉挿しからでた芽の生育の邪魔になりそうなので、本当に初期の根が張るまでの間だけしか使わない方が良さそう。改良せにゃ使い勝手が良くないなぁ。って感じ。
作業内容:植え替え6cm黒ポリポット➡49穴セルボックスを切り分けたもの×2
今まで葉挿ししていた黒ポリポットをもみもみして土をほぐしてからピンセットでほじくりながら出来るだけ根を傷つけないように気をつけながら掘りとり、セルボックスの底に土留めにキッチンペーパーを1cm角くらいに切ったものを入れてから土を半分程入れて肥料を入れて軽くかき混ぜてからなるべく根が土中に入るように残り半分の土を入れてピンで固定して植え付け完了。表土にパラパラとオルトランDXを撒いた後、鉢底から水が流れ出るまでしっかり水やりをした。
鉢:49穴セルボックスを切り分けたもの
土:葉挿し用土+バーミキュライト細粒+パーライト細粒
肥料:マグァンプK中粒を軽く一つまみづつ土(下層)に混ぜ込んで使用
使用薬剤等:オルトランDXを表土にパラパラ撒いて使用
2022年10月15日 写真2点 葉挿し苗の植え替え セルボックス➡︎6cm白スリットポット
葉挿し苗をセルボックスに植え付けていたものが結構大きくなったので植え替え。もう一株同時期に挿したものがあるけどそちらは植え替える程のサイズになっていないので今回はパス。
ちょっと苗のサイズに対して土の粒感が大きすぎる気もするけどこまめに水やりをすれば大丈夫かな。セルボックスに植え替えた時は弱々しくていつ星になってもおかしくなさそうな感じだったのに5ヶ月程かかったとはいえもうそう簡単には星にはならなそうな感じで安心感がある。春の植え替え時期にはまた7.5cm鉢あたりに植え替えたくなるサイズになってくれてると嬉しい。親株についた小株もあるし保険株の確保は十分な気がするので来年か再来年あたりには交配に使えるようになってるんじゃないかとも期待。
作業内容:植え替え49穴セルボックス➡×6cm白スリットポット
鉢から抜き取り根鉢を崩して土は根が掴んでいる土はそのまま掴ませて軽く揺すって落ちる物だけ落とす程度にして、根を切り詰めたりする事なく枯れた下葉だけを取り除きあとは、そのまま植え付け。
鉢:6cm白スリットポット
土:小苗用土
肥料:マグァンプK中粒を軽く一つまみづつ土(下層)に混ぜ込んで使用
使用薬剤等:オルトランDXを表層に混ぜ込んだ
2022年10月20日 写真4点 プレステラ90型➡︎プレステラ105型+6cm白スリットポット×3
今年の2月にうちに来てからこの子も大きくなったし、良いサイズの子株を3つも付けて今回の株分で4株、うちに来た時の植え付け時にもいだ葉挿しが2株成功したのも合わせると全部で6株になる。安泰確定。
鉢から抜いて土を落としてミョインっと伸びた子株の茎を一旦中程でハサミで切った後に炙ったデザインナイフで切り口が滑らかになるように再度切り直す。それぞれの株の切り口を保護すべくトップジンMペーストを塗ってから植え付け。切り離した小株の全てに少しだけど根が付いてきたのはラッキー。
子株は全て6cm白スリットポットに植え付け。
親株は今までより1サイズ大きいプレステラ105型に植え付け。子株を取ったから今までのサイズの鉢でも良いかもだけど、また子株が出てきてもある程度余裕のある鉢サイズがあった方が良いだろうと鉢増しする事にした。良い感じ。
子株も親株も土は小苗用土を使用し、土の下層にはそれぞれマグァンプK中粒を混ぜ込み、土の表層にオルトランDXを混ぜ込んでいる。
2023年1月25日 写真2点 大寒波からの避難
24日から10年に一度と言われる寒波がやってきて最低気温はマイナス4度まで下がるとの予報が出ていたので、冷え込みが酷くなる予報の前の24日の昼から防寒対策をすれば良いと思ってそれまで寝ていたら、寝ている間に雪が積もって防寒対策は手遅れになった。今更どうしようかと迷ったものの一部の多肉は室内に取り込むことにした。
取り込んだついでに撮影。
綺麗に染まって綺麗な色。形も良いし、小株も吹くし結構丈夫。
切り離して植え替えた方の小株もいい感じ。
2024年1月18日 写真3点 強い
可愛い。去年の極端な天気の中で次々と星になる多肉達の中、元気いっぱいで逆に不思議。以前に切り離して植え付けた子株もみんな乗り越えているし強い。
もう、わさわさ。脇から次々小株が吹いてこれが結構親株に負けじと大きくなる。実にボリューミー。
親株のロゼットはもうこれ以上大きくはならないのか、サイズ的な変化はあまり見られない。
今の株姿がとても魅力的ではあるもののカット苗取り放題なので多分今年の春頃に仕立て直すことになると思う。
2024年3月14日 写真2点 初めて花芽を確認
相変わらず元気で可愛い毒ドラゴンさんに初花芽を確認。
この花から沢山の可愛い交配種が生まれているのかと思うと何やら感慨深い。
2022年の10月20日に、この子から外した子株も同時期に花芽をつけているのを確認しているが、花芽を上げるかどうかの判断は株の成長具合というより気候などの環境条件に重きを置いているのかもしれない。なんかちょと不思議。
使用資材等