基本情報
石の花 エケベリア属
おらいさん作出のミックスベリアNo.31。
肉厚で角張った感じの葉で独特な雰囲気を持つ品種。
やや幹立ちしやすく多頭化しやすい(うちだけかもしれんけど)。
暑さ寒さにも比較的強いのか今のところ被害はない。
葉挿し、挿し芽どちらでも増やしやすい。
生育タイプ:春秋型
生育適温:10~25℃
耐寒気温:-1℃
最低気温ー3℃を耐えた経験あり
日照:7/10
建物東側のベランダ(夏は午後1時位まで日が当たりその後は明るい日陰になる場所で夏以外はもう少し長く日が当たる)に置いているけれど少し幹立ちした感じになる。品種特性なのかもしれないけど日照量か日照時間が足りないのかもしれない。
水分要求度:2/10
葉が厚く葉がしおっとしてるか分かりづらいのでロゼットが少し縮まった感じがしてからの水やりで問題なさそう。
肥料要求度:3/10
少しはあったほうが良さそう
2022年3月18日~ 写真なし 葉挿しスタート
葉挿しスタート。セルボックスに葉挿し用土を入れ、そこに葉っぱの株元が軽く隠れる程度に挿して、針金をU字に曲げたピンで固定。根が出るのを待ってからちょろちょろ水やり。基本の置き場所は朝の2~3時間だけ日が当たる程度で後は日陰になる所。
ロゼットの直径が2cmくらいの大きさになってから6cm白スリットポットに植え替え。
土は葉挿し用土と小苗用土を半々程度で混ぜたものを使用し、肥料にマグァンプK中粒を3粒と病害虫予防にオルトランDXを混ぜて植え付け。
植え替え後3日後から水やり。その後は土が渇き過ぎない程度にちょろちょろ水やりを繰り返した。
夏場でも余り水切るようなことはせず意図せずに雨に当たることがないようには気をつけて管理した。
それでも雨に当たってしまったときはなるべく早めに成長点付近に溜まった水はハンドブロアーを使って水を吹き飛ばすようにした。
夏の暑さが落ち着いた頃に建物東側のベランダに置き場所を移した。
2022年10月20日 写真2点 植え替え 6cm白スリットポット➡︎セルボックス。

元々はセルボックスに挿した葉挿しが育って更なる成長の為に6cm白スリットポットに植え替えたのだけれど植え替えてから結構経つのに葉数は少し増えたようだが、サイズ的にはあまり大きくならず成長が芳しく無い。これならまだセルボックスで様子見で良いんじゃね?場所くうし。ってことで鉢のサイズダウン。

鉢から抜いて土を落として根の状態を見ると根自体は特に悪く無いけど根の量が少ない。6cmの鉢に見合う根の量ではない。やっぱり株のサイズ、根の量に見合わない鉢に植え付けたせいで鉢内に必要以上に水分が残って土の乾湿のサイクルが緩慢になったことが根の成長に悪影響を与えて株全体の成長も悪くなったものだと思う。早く育てと要らんことしたなと反省。植え替え後は置き場所を建物東側のベランダに移す事にした。
2023年6月11日 写真3点 株分けと植え替え セルボックス➡︎6cm白スリットポットx2

初期の生育があまりようやくセルボックスでは窮屈に見えるサイズにまで育ってくれた。植え替えにはちょっと時期が遅い気もするけれど植え替え。

株分け&植え付け後。小さな株の方には少々鉢が大きすぎる気もするけど根の量も十分あったので大丈夫でしょ多分。
作業内容:株分けと植え替え
鉢から抜き取り土を綺麗に落としてから株分け。株と株はランナー状の茎で繋がっていてその途中からも発根があった。その途中のところを指でポキっと折ると簡単に綺麗に株分ができたのでそれぞれ植え付け。根切り処理はしていない。マグァンプK中粒は土の下層に混ぜ込み、土の表層にオルトランDXを混ぜ込んだ。株分した大きな方は土表面に寒水砂を敷き詰め飾り付けた。
植え替え後、大きい方の株は今まで通り建物東側のベランダ、小さな株は昼までは直射日光が当たりその後は明るい日陰になる場所に置くことにした。
鉢:セルボックス➡︎6cm白スリットポットx2
肥料:マグァンプK中粒
使用薬剤等:オルトランDX

寒水砂で飾るとやっぱり高級感が出て良い。見た目を良くするだけでなく水の通りが良く保水性のない化粧砂を敷くことで株元の蒸れを軽減する効果もあれば良いなと思っている。まぁ、化粧砂を敷いた分土の量が減っているので土の乾きは良くなるでしょ。
今回の株分で一応2株になったので、どちらかは今年の夏を乗り切ってくれるでしょ。
先日モバイルバッテリーを新しく購入したが、DAISOのモバイルバッテリーがパワー不足だと思っていたら、500円の小さい方のモバイルバッテリーは出力が1Aでイマイチ使えなかったが、同じくDAISOのモバイルバッテリーで1000円の大きい方のは出力が2.1Aで使えることに後から気づいた。電動ブロアー2000円切る値段で運用できたんじゃん。とはいえモバイルバッテリーなんかいくつかあっても困らないしOKOK。
2024年4月7日 写真3点 成長の様子

あの極端な天気であった去年の夏を乗り越えそこそこ育ってくれた。

おらいさんの実生のススメ 多肉植物 エケベリアハイブリッド図鑑で紹介されていたように少し立ち上がってきた。そして脇から子株が沢山吹いてきた。確かにこれは仕立て直すか、このまま群生にするか迷うなぁ。どっちも正解なんだろうけど。

反対側にも子株が吹いてる。良いぞーこれ。でも、保険株も足りていない感があるし、大きい頭をカットして仕立て直しつつ下の子株を大きくするかな。
2024年10月21日 写真4点 挿し芽の収穫とその植え付け

成長点を失ったところや下葉の落ちた所あたりから新たな頭が次々出てきていつの間にやら多頭になった。

このままの姿も嫌いじゃないけど結構好きな子なので株数もまだ増やしたいし、挿し芽を取る事にした。

比較的しっかりした形の頭を一つ取り二つ取りしているうちにどうにもバランスが悪いような気がして株姿を整えるつもりで挿し芽を収穫していったら何か収拾がつかなくなって、こんなもっさりした何がしたいのか分からない形になってしまった。
ま、しばらくしたらまた新しく頭が出てきて良い感じになるやろ。
良い感じの再生を願いながらサボテンと多肉植物の肥料とオルトランDXを撒いてからリキダス入りの水をあげておいた。切り口は無処理。

収穫した挿し芽は形を整え切り口にルートンをつけてから土に挿した。
挿し芽の形を整えるのにもいだ葉は葉挿しにした。
挿し芽だけでも十分な株数を確保できるだろうし、置き場所も足りないのにいまだに元気そうな葉っぱは捨ててしまうのはもったいなく感じてしまう。
置き場足りないのに・・。
挿した後はすぐに元あった建物東側のベランダに置く事にした。
天気予報ではしばらく曇りの予報なので日陰での管理でなくても大丈夫だと判断。
2025年1月11日~ 写真3点 挿し芽と葉挿しの様子

多頭化した中から比較的大きなものの挿し芽。
室内の窓辺では日照量が足らず葉も茎もやや伸びた感じ。
寒さのピークを超えたら外に場所を移そうと思う。
建物東側のベランダに置いていた時ですらやや幹立ち気味な感じだったので、その環境ですら日の強さか日の当たる時間が足らなかったと思えば当然な気もする。
もしかすると水をもっと控えめにやるようにしたらカッチリとした感じに育つのかもしれないけど今のところ不明。

挿し芽と同時期にもいだ大きめの葉挿し。
全て発芽発根はしてくれているが、何故か同時期にもいだ小さめの葉挿し達より成長が遅い気がする。

発芽発根率も大きめの葉挿しと変わらずその後の成長はむしろ早い。
①小さい葉=成長点に近い細胞分裂が活発な葉。だから成長が早いってことなのだろうか?
それとも、
②小さい葉=栄養分の貯蔵量が少ない。のでさっさと根も芽も出して光合成を始めたいってことなのだろうか?
それとも、
③単に今回はそうなったってだけの話なのだろうか?
今までの経験上なんとなく①と②両方な気がする。
小さな葉は枯れやすいけど丁寧にお世話をすると発芽発根率は大きな差はなくて、発芽発根までのスピードはむしろ早いように感じるし、その後の成長も良い気がする。
挿す葉が大きいと新たに発芽した方の芽よりも挿した葉自身に栄養が回っている方が多いのではないかと思うほど親葉が大きくなることがある。
貯蔵栄養分の多さより成長スピードを優先したい時はある程度新芽が育ったら親葉を切り離した方が良いかもしれない。
リンゴ酢を水で薄めたもので水やりをしているからか日照量が少なく寒い時期にも関わらずそれなりに大きくなり続けている。
使用資材等