基本情報
ライラックミスト セデベリア属
Altman Plants の Renee O’Connellさんが2013年に作出した子。わっちのお気に入りのアークティックアイスも同じ人が同じ年に作出している。Altman Plantsさんは1700エーカー(東京ドーム178個分弱)以上の広大な土地で色々作ってらっしゃるヤヴぇ苗物屋さん。
ぷくぷくむっちりの葉が規則正しく並んでいてムチムチした結晶みたいな株姿。やや木立ちしやすいのでカットして仕立て直すと良い感じの株姿を保てると思う。直径6cmの鉢で十分可愛くなれているので、そんなに大株にしなくても良いかなぁとも思う。葉挿しは葉ももぎやすいし、葉挿し成功率も高いので増やしやすい。成長速度は普通くらいで、今のところ特に調子を崩したりしていないので割と強い子だと思う。
生育タイプ:春秋型
生育適温:10~28℃(仮)
耐寒気温:-1℃(仮)取り敢えず最低気温-1.5℃は耐えてくれた
日照:6/10(仮)午前中は日が当たり、午後からは明るい日陰になる場所、建物東側のベランダに置いてみたけど、どちらも特に問題は感じられない
水分要求度:3/10(仮)下葉が少しシオっとしたかな?ぐらいで水を上げるぐらいで良さそう
肥料要求度:3/10(仮)少しはあったほうが良さそう
2021年1月28日~ 葉挿しスタート
葉挿しスタート。セルトレイに葉挿し用土を入れ、そこに葉っぱの株元が軽く隠れる程度に挿して、針金をU字に曲げたピンで固定。寒い時期なので車の中に入れたりして霜に当てないように、少しでも暖かい環境で根が出るのを待ってからちょろちょろ水やり。基本の置き場所は朝の2~3時間だけ日が当たる程度で後は日陰になる所。
株の直径が2cmくらいになったところで6cm黒ポリポットに植え替え。土は小苗用土を使用し、肥料にマグァンプK中粒を4粒と病害虫予防にオルトランDXを混ぜて植え付け。植え替え後3日後から水やり。その後は土が乾いて3日したら鉢底から水が流れるまで水やりを繰り返した。置き場は午前中は日が当たり、午後から明るい日陰になるところ。
夏場でも余り水切るようなことはせず意図せずに雨に当たることがないようには気をつけて管理した。それでも雨に当たってしまったときはなるべく早めに成長点付近に溜まった水はハンドブロアーを使って水を吹き飛ばすようにした。
秋に入って成長が良くなったタイミングで少し木立ちしてきていたので、カットして挿し芽にすることにした。6cm白スリットポットに小苗用土を入れ、オルトランDXとマグァンプK中粒を混ぜ込んでから挿した。水やりは1週間後から開始して鉢底から流れ出るまでしっかり水やりをして、土が乾いてからは様子を見ながらチョロチョロ水やりして発根したと確信してからは土が完全に乾いてからしっかり水やりする管理をするようにした。この際にもいだ葉を葉挿しにしたら、成功率90%以上と増やしやすい子だった。葉ももぎやすかった。親株は元の場所のままだけど、挿し芽した子は建物東側のベランダに置くことにした。
冬の寒さ対策にリキダス2000倍希釈液を水やりを兼ねて時々あげている。
2022年5月7日~ 写真1点
親株より挿し芽した子の方が可愛かったのでそっちの写真。冬の間は株全体が白っぽかったのに暖かくなってきてから成長点付近の葉がほわっと染まりだした。なんとも言えない色合いがぷくぷくの葉と相まって可愛い。
使用資材等
オルトランDX粒剤 1kg 住友化学園芸 花と野菜の害虫退治に 浸透移行性 殺虫剤
マグァンプK 中粒 1.3kg ハイポネックス 草花・球根・野菜・プランターに 緩効性肥料
Sポット 白 6cm スリット鉢 プラ鉢 100個セット 多肉