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多肉植物 アークティックアイス

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基本情報

アークティックアイス Arctic Ice エケベリア属

2013年生まれのカリフォルニアの巨大農園 Altman Plants の Renee O’Connell さんの作出だそうで、可愛い子をありがとうございます。交配式は未公開っぽい。父方はリラズサプライズ(Lila’s Surprise)の系統かもって噂がある。

成長は早くて特に調子を崩す事なく育ってくれているのでかなり丈夫な子。

葉挿しは、葉をそれほどもぎにくい感じもなく、8割以上発芽発根しているので成功率が高い方なんじゃないかと思う。

生育タイプ:春秋型

生育適温:10~28度(仮)

耐寒温度:-1度(仮)取り敢えず最低気温-1.5℃は耐えてくれた

日照:7/10(仮)※夏の直射日光を一日中受けるのは無理っぽい

水分要求度:3/10※ちょっと下葉が萎ってしてからやるぐらいで良さそう

肥料要求度:2/10(仮)※少しは有ったほうがいい感じがする

2020年12月26日~ 葉挿しスタート

冬に葉挿しからスタート。水張った器にラップを張って、葉の株元の方だけをラップに切り込みを入れて差し込んで根が出るまで放置。

時々水の交換しながら発根を確認後、セルトレイに針金をU時に曲げたピンで固定して植え付け。土は鹿沼土の細粒のみ使用。その後セルトレイでの管理は土が乾けば底から水が出るまでやって、また乾くまで待つの繰り返し。

芽が出て直径が3cmくらいになった辺りで植え替え。根の育ち具合が見たかったので直径5cm程度の透明のプラコップに穴を空けて鉢代わりにする。根が直射日光でやられないようにカバーに白い紙コップを使用してみた。土は今回も鹿沼土の細粒のみ。鉢が透明なのは根の成長を見ることが出来るのも良いけど、土の乾き具合なんかも見れるのが水やり頻度を考えるのに良いように思う。水やりは透明のプラコップの内側の縁に小さな水滴が付くのがほぼ無くなったら、鉢底から水が出るまでやった後、ラーメンとかの湯切りをするような感じで水切りして鉢内がぱっと見、土が湿ってるだけ(鉢底の方に水が溜まってない)の状態にするの繰り返し。途中からマイガーデンベジフルが有ったので3粒程度鉢の表面に置いてやったら成長が良くなった。でも、苔が付きやすくなった。まぁ、苔も嫌いじゃないので良し。ただ、肥料を求めて根が表土の方に出てきたりしたので肥料は土の中に入れたほうが良いのかもしれないが、肥料分が少なすぎるからわざわざ上の方まで根を伸ばしてくるのかもと考えると単純にもう少し肥料を足してやって程良い肥料濃度になるところが根を伸ばしてほしい場所になるように調整してやれば良いのかもとか色々考えさせられる。答えはまだない。

株の直径が鉢より大きくなってきたのでプレステラ90型に植え替え。土は鹿沼土の細粒のみにしようか迷ったが、自分で配合した土を使ってみることにする。配合割合は鹿沼土細粒4、鹿沼土小粒3、ボラ土小粒2、もみ殻くん炭1、珪酸塩白土1。夏を迎えるのでなるべく蒸れないようにしたつもり。これにオルトランDXとマグァンプK中粒を10粒ほど混ぜて植えつけ。今回マイガーデンベジフルからマガァンプKに肥料をチェンジしたのはマイガーデンベジフルのリリースコントロールテクノロジーって温度が高いほど肥料の溶出が多くなる性質が多肉ではマイナスに働きそうな気がしたから。基本的に植物は肥料を成長期に多く必要とするけれど、この子の生育旺盛期は春秋タイプとのことで、夏場はどちらかと言うと成長が緩慢になるそうなので、そうなるとその夏場に肥料分が最も多くなるのは如何なものかと考えたから。秋の植え替え時期にやるにはマイガーデンベジフルでも良いんだろうけどね。管理は朝日は直射で当たるが真夏の昼間は明るいが間接光で当たる軒下に置くことにした。うちの中では特等席にあたるのではなかろうかと思う。水やりはそれなりに株も大きくなったので下葉がちょっとシオっとした辺りで鉢底から流れ出すまでやってから軽く水切りをするのを繰り返した。

2021年12月15日~ 写真1点

アークティックアイス 2021.12.15

大体1年でここまで大きく可愛くなってくれた。そろそろ今の鉢も窮屈だろうと植え替えようかとも思ったけれど、今頃いじって調子を崩した所に厳寒期到来ってのは厳しいかなと来春に植え替えは譲ることにした。でも、この子ってどのくらいまで大きくなるんだろう?現状直径10cmくらいだけどまだ大きくなって見応えが増すならば鉢増しする甲斐もあるけれど、この子的に「あ、自分こんくらいのサイズなんでこんなモン(鉢)で良いっすよ」ってんなら土替えだけにしておいても良いし、ぐぬぬ、初めてなので分からんから取り敢えず鉢増しして、その際何枚か葉っぱをもぎもぎさせて頂いて保険株を作ろう。置き場問題は後で考えよう。管理は相変わらずでオルトランDXを定期的に株元に撒くのと、時々水やりの時にリキダスを薄めに使用した。

現在1株。

2022年3月8日 写真2点 植え替え 9cmプレステラ(モスグリーン)➡12cmスリット鉢(モスグリーン)

更に葉数を増やしより大きくより可愛くなった。この子に関してはもっと大きくなってほしいので鉢増しを決行。作業内容は以下の通り。

作業内容:植え替え(鉢増し)9cmプレステラ➡12cmスリット鉢

土はできるだけキレイに落として、根は絡まって玉になっているようなのは取り除き軽く整理してから長さ5cm程度に切り詰めてから植え付け。

枯れ葉は取り除き下の方の古い小さな葉はもいで葉挿しにした。

水やりは1週間後からスタート。

鉢:12cmスリット鉢(兼弥)

土:基本用土(育成)、鉢のスリットの高さまではボラ土の中粒と小粒を混ぜたものを土の流出防止と排水性確保の為に入れている

肥料:マグァンプK中粒をそれぞれ人差し指と親指で5つまみ土(下層)に混ぜ込んで使用

使用薬剤等:オルトランDXを土(上層)に混ぜ込んで使用  

植え替え完了して鉢サイズに十分な余裕が出た。この鉢いっぱいまで大きく育ったらかなりの見応えを感じるのではなかろうかと思う。てか、既にこの子は結構良い線いっていると思うのでさらなる飛躍に期待が持てる。ずっと綺麗な株姿で居てくれるので偉い。

化粧砂を敷こうかとも思ったけどあんまり可愛い鉢に植えてるわけでもないし、それは一旦保留しておくことにした。気が向いたら赤玉細粒でも敷こうかな。

葉挿しにした子たちも無事に芽吹いてこの子に続いて欲しい。

2022年5月16日 写真2点 花芽の様子

このサイズだからもっと一杯花芽上がってくるかなぁと思ってたのに1本だけだった。花茎の長さは30cm程度。真上に伸びて途中から釣り竿のように弧を描いて下向きに花をつけている。太さは4mmで株のサイズからすると普通くらいの印象。

花の先っぽだけが星型に開く釣鐘型の花を咲かせている。花びらが外側と内側の色が違うのはなんでなんだろう?多分総状花序。

写真撮影後に花を2つだけ残して他を取り除いて試しに種が取れるか桃太郎とブルートパーズの花粉を付けてみたけど手応えは感じない。

使用資材








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