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多肉植物 エケベリア 養老

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基本情報

養老 Yourou エケベリア属

原産地は中米。薄葉で繊細な印象を受けるが、暑さ寒さには比較的強い丈夫な子。

ただ、病気にはあまり強くないようで黒腐病やうどんこ病になると中々病気の進行が止まらずそのまま星になってしまう事が多いので病気が発生しやすい時期には殺菌剤などを使用し予防に努めるのが無難。

脇芽をモリモリ出してくれるので株分けしてやればどんどん増える。

葉が薄いからか、下葉がシオっとしたタイミングで水を上げても、下葉がシャキッと回復する事もあるが、そのままカリカリになってしまうパターンもある。どちらの場合も新しい葉がどんどん出てくるときはあんまり気にしなくて良さそう。

霜に当てても大丈夫とか、水を切れば-5℃でも耐えれるとかいう頼もしい情報もあり、実際に霜に当たった事もあるけれどそれで駄目になったことは今のところ無い。

春秋タイプ

生育適温:13~25度

耐寒温度:-2度。取り敢えず最低気温-4℃の大寒波を耐えてくれた

日照:6/10 夏の直射日光を一日中受けるのは無理っぽい

水分要求度:4/10 ちょっと下葉が萎ってしてからやるぐらいで良さそう

肥料要求度:3/10 少なめくらいにやった方がいい感じがする

2021年5月6日~

直径4cm程のカット苗を購入してスタート。根がまだ出ていなかったので、YouTubeでリエールさんが紹介してくれていたフェス巻きを試してみることにした。フェス巻きをやるのに参照した動画はこちら。

分かりやすくて超助かった。アザッス。

光の当たる暖かめの窓辺に2週間ほど置いてたら良い感じの綺麗な根が植え付けるに十分な量が出たので植え付けた。普及種だし成長良さそうな気がしたので植え替えの手間削減の為少し大きめの鉢プレステラ90型を採用してみた。土は基本の自分でブレンドした土を使用。肥料はマグァンプK中粒を15粒程土に入れかき混ぜて、その時忘れずにオルトランDXも一緒に仕込んでおいた。置き場は朝日は直射で当たるが、夏の昼は明るいが間接光しか当たらず、西日は当たらない我が家の特等席。その甲斐あってみるみる大きくなってくれた。

秋の曇が続いてもう少し光を当ててやりたいなぁと思っていた頃に晴れ間がさしたので、いつもと違うずっと直射日光が当たる所に移しておいたら半日と経たずに一緒に移動させていた子共々シオっしおに・・・(泣)。慌てて株全体を冷やすようにシャワーで水やりをした後日陰に移して扇風機で1日気化冷却。何とか少し持ち直してくれましたが、他の子とかも皆調子悪そう。いきなりまだ残暑厳しい中、環境を変えての日向ぼっこは良くないということを痛感することになりました。

その後、ようやく養老ちゃんが回復した頃に子株がふいていたので切り取って、根出しもせずに即座に基本のブレンド土にボッス!3日後から普通に水やりをして、根が出ているかの確認もせずに親株と同じ管理をすることにした。

2021年12月15日~ 写真1点

秋の直射日光で葉先がカリカリになって傷んでいるところや、水が足りないのか下葉が結構カリカリに枯れてくるが、どんどん新しい葉っぱが出てくる生育の旺盛さを見せてくれて何だかんだ綺麗な状態だと思う。もう少し大きな鉢に来春辺りに植え替えてやりたい所。

ただ枯れ葉をとった後から脇芽が沢山ふいて来てこれはこれで可愛いと思うので、この脇芽を外して子株にするか、このままの状態で植え替えて育てるのも面白いかもと悩む。

秋に外した子株も順調に成長してくれて今では2号ポリポット鉢に丁度いいサイズまで育ってくれてます。

現在2株。

冬の寒さ対策にリキダス2000倍希釈液を水やりを兼ねてあげている。

2022年3月9日 写真1点 植え替え+株分け プレステラ90型モスグリーン➡プレステラ105型白+6cm黒ポリポット×5

写真は植え替え後。

これが冬顔と言うやつか。葉っぱが立ち上がってキュッと締まった感じになった。締まったせいなのか本体というか一番上の頭があまり大きく見えない。そんな中脇芽がどんどん大きくなって詰まって窮屈そうなのでそれを解消すべく植え替え&株分けを決行。この子は子株でめっちゃ増えるなぁ。

親株の置き場所は引き続き同じ場所だが、子株は建物東側のベランダに置くことにした。

作業内容:植え替え(鉢増し)プレステラ90型モスグリーン➡プレステラ105型白+6cm黒ポリポット×5

土を丁寧に落として、根を軽く整理した後に取り外す子株に少しでも良いので根をつけてあげれそうなものを5つ選んで取り外すことにした。デザインナイフを軽くライターで炙って殺菌消毒をしてから親株に大きなダメージが出ないように出来る限り切断面が小さく済むように気をつけながら切り分けた。上手いこと取り外した子株に少しずつではあるが根を残してやることが出来た。その後、親株の根は長さ5cm程度に切り詰め20分ほど傷口を乾かしてからプレステラ105型白に植え付けた。子株の根はそれ以上いじらずに6cm黒ポリポットに植え付けた。カリカリになった葉は取り除いたが、葉挿し用の葉はもがなかった。水やりは親株は7日後から子株は3日後からスタート。

鉢:10.5cm白プレステラ(親株)、6cm黒ポリポット(子株)

土:基本用土(育成)(親株)、小苗用土(子株)

肥料:マグァンプK中粒をそれぞれ人差し指と親指で親株には3つまみ、子株にはそれぞれに1つまみを土(下層)に混ぜ込んで使用

使用薬剤等:オルトランDXを土(上層)に混ぜ込んで使用    

2022年11月20日 写真2点 成長の様子

結構枯葉が出るけど取ったらそこから子株が吹いてきている感じで際限無く多頭化している。最初のうちは喜んで小株を外して増やしていたけど、外した子株も同じ様な多頭っぷりに育っていくので増えすぎた。

薄葉で繊細っぽく見えるのに放ったらかしでも結構平気な強い子。

2023年7月26日 黒腐病とうどんこ病のコンボで星になる

今月の半ば辺りから高温多湿の環境が続き調子を崩していて黒腐病とうどんこ病と思われる症状が出てしまった。

調子の悪い葉を全て取り除いてベニカXネクストスプレーを散布して様子を見ていたが、病気の進行が止まることなく次々に葉を落としていったので、沢山ついた子株の中から病気の症状が見られないものを親株から切り離して挿し芽にできないか試す事にした。

同時期に以前に増やした子株が多数、黒腐病やうどんこ病で被害を受けているので高温多湿環境で病気が出やすい時は注意が必要と感じた。かなり強い子だと思って安心していたので予想外の被害でびっくりした。

使用資材等







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