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多肉植物 エケベリア ストロベリーミルククラウン

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基本情報

ストロベリーミルククラウン エケベリア属

おらいさん苗。ミックスベリアNo.005。2016年生まれ。

淡い白肌とピンクに染まった爪をストロベリーミルク、均整のとれた草姿をミルククラウンに見立てて「 ストロベリーミルククラウン 」と名付けました。作出したエケベリアの中でも、秀逸な物のひとつです。

と、おらいさんがInstagramで仰られています。ネーミングセンス良すぎでしょ。また、

締める管理をすると爪から葉にかけて染まりすぎる傾向がありますが、育てる過程において間違いなく綺麗な姿を見ることが出来ます。

とも仰っておられます。本当にずっと可愛いんですよね。花芽が上がってきているところがわっち的にはツボです。

2023年の猛暑がデフォルト、更に遅いくるゲリラ豪雨からのカンカン照りのコンボを幾度となく叩き込んでくる極端な天候の夏で多くの多肉達が枯れてしまった中、同じ管理しかしていないのに何故か元気に育った。思ってた以上に強いじゃない。

 

生育タイプ:春秋型

生育適温:10~25℃(仮)

耐寒気温:-1℃。最低気温マイナス3度を何気に耐えた

日照:7/10 昼ごろまで日が当たり昼から日陰になる場所に置いてあるけど今のところ問題は見当たらない

水分要求度:3/10 下葉がシオっとしてから水をあげる程度で良いみたい

肥料要求度:3/10 少しは有ったほうが良さそう

2021年4月27日~葉挿しスタート

葉っぱからの葉挿しでスタート。セルトレイに葉挿し用のブレンド土を入れ、そこに葉っぱの株元が軽く隠れる程度に挿して、針金をU字に曲げたピンで固定。その日のうちに水やりは開始したが、少しでもリスクを減らしたいので他の子とは違って上からの水やりではなく下からの底面給水で行うことにした。根が出てくるまでは表面まで水が滲んで来ない程度。1週間に1度セルトレイの高さの3分の1程度浸かるぐらい水に浸けて3秒で引き上げるの繰り返し。育苗箱の中に入れて直射日光が当たらない明るいところに置いて管理。

根と芽が出てきてからは上からの水やりに変更。土が乾いてから3日してから風のない日はちょろっと水やり、風のある日は底から水が出るまでしっかり水やりをするのを繰り返した。

子株が2cm程度になった時に6cm白スリットポットに植え替え。土は小苗用土。根鉢は軽くほぐす程度にとどめて植え付け。その際に土にマグァンプK中粒4粒とオルトランDXを混ぜておいた。水やりは植え替えたその日にスタート。底から水が流れ出るまでしっかり水やりして軽く水を切って水やり完了。土が乾いて1週間くらい経った風のある日に水やりを繰り返し。水やりの際に3回に1回はリキダスを規定量の半分以下ぐらいに薄めてやった。

2021年12月15日~ 写真1点

成長が他の子より若干遅い気はするけれど可愛く育ってくれている。夏の暑さも乗り越えてくれたのでこれからの寒さにも耐えてくれるものと信じたい。まぁ、保険株が出来るまでは過保護に行くんですけどね。同時期に葉挿ししたブルーベリームーンより育つのがゆっくりさんだけど特に何が悪いという感じでは無いので同じ様に管理していくつもりだけど、来春の鉢増しはこの子は必要ないかなぁ。

2022年4月24日~ 写真4点 調子を崩したので回復させる試み

何度水をあげても水を吸えていなかったっぽかったので鉢から抜いて根をチェックしてみたところそんなにおかしな感じは見受けられなかったので根に水を吸う力があるかを調べるために根についた土を全て洗い流して上の写真のように根の一部が水に浸かるような状態にして毎日水を交換しながらしばらく様子を見てみた。一応水は吸ってくれているようだけれど葉に張りが戻るまで時間がかかったところを見るとどうやら根の水を吸う力が極端に弱っていたみたい。根腐れってほどではないけど何らかの理由で根がダメージを受けていたんだろうと思う。

そんな感じで1ヶ月程様子を見ていたら株元と古根の一部から新しい根が出てきた。

そこで回復の兆しありと見て、水に浸す作戦を終了。下葉を少しもいで発根しやすいようにした上で古い根は新しく根が出ていた部分以外切除していわゆるフェス巻きにして更なる発根を待ってある程度の発根が確認できてから再度植え直す作戦に切り替えた。葉をもいだ後の茎の部分も特に変色しているような感じはしないのでなんとか調子を持ち直してくれるんじゃないかと思う。

フェス巻き完了。ついでに折角もいだのだから一応葉挿しにしてみた。今回はいつもの葉挿しのタイプからリエールさんの動画でちょいちょい見かける感じの密度の低い奴みたいな感じにしてみた。

これで親株が回復して、葉挿しも成功すれば経験値、元気な親株、葉挿しっ子が一挙に手に入る一石三鳥。災い転じて福となりまくりである。下手こきゃ経験値だけ手にして株無くなっちゃうけどね。

2022年5月4日~ 写真1点

根がチョロチョロ生えてきたのを確認できたので植え付けることにした。また6cm白スリットポットに植え付けようかとも思ったけど株が小さくなったのでもうちょい水のキレを良くしたかったので鉢サイズを小さくしたい。って事で49穴セルボックスを切り分けて小さな鉢として使うことにした。でも後から思うと小さな素焼鉢にすりゃ良かったかなとか思ったりもして中々自分にすら正解と思わせるだけの答えが出ない。

作業内容:植え替え フェス巻き➡49穴セルボックスを切り分けたもの

鉢の高さスレスレまで土を入れてその上に株を置くだけで植え付け完了。その日の中に水を鉢底から吸わせて表土にまで水が染みた所で水やり完了。以降は根がしっかり張るまでは鉢底から同じ様に水を吸わせる予定。

鉢:49穴セルボックスを切り分けたもの

土:葉挿し用土+バーミキュライト細粒+パーライト細粒

肥料:マグァンプK中粒を軽く一つまみ土(下層)に混ぜ込んで使用

使用薬剤等:オルトランDXを土(上層)に混ぜ込んで使用   

まだ調子は悪そうだけど復活してくれると嬉しい。葉の先の方のボコボコっとしたところが何かイマイチなんだよなぁ。なにこれ。

2022年6月18日 写真2点 葉挿し8枚中6枚成功 したので植え替え

2枚途中で枯れてダメになっちゃたけど5枚の発芽が確認できたので植え替える事にした。梅雨の最中にやることか?とかまだスペースに余裕あるんだしまだ後で良いんじゃね?とか思ったものの根があんまり絡む前にバラしたかったんよね。

掘り返してみたら残っていた6枚とも発芽発根していた。根の張りが若干弱いものもあったけど十分葉挿しっ子としてやっていけそうな感じ。このまま大きくなって保険株になってくれると嬉しい。

作業内容:植え替え 6cm黒ポリポット➡︎49穴セルボックスを切り分けたもの

2重にしたセルボックスの下半分まで土を入れ肥料を混ぜ込んだ後に残りの土をすりこぎ一杯まで入れてオルトランDXを振り撒いて土と馴染むように上の方だけ軽く混ぜてそこに植え付け。根が少なかったものは株がぐらつかない様に針金で軽く押さえて固定した。その日の内に鉢底から水が流れ出すまでしっかり水やり。以降は根がしっかり張るまでは鉢底から水を吸わせる予定。

鉢:49穴セルボックスを切り分けたもの

土:葉挿し用土

肥料:マグァンプK中粒を軽く一つまみ土(下層)に混ぜ込んで使用

使用薬剤等:オルトランDXを土(上層)に混ぜ込んで使用   

2022年9月23日 写真2点 植え替えセルボックス➡︎6cm白スリットポット

植え替え前。根が機能しなくなって大きくならなくなってから古い根を取り除いて新しい根を生やして葉挿し取って小さくなって植え替えてやっとこさ以前のサイズぐらいに戻ってきた。ただ、サイズは今が一番大きいけど葉数はそんなに増えてない感じ。とは言え、今のセルボックスからははみ出る程に大きくなってくれたし気温も大分落ち着いてきたので植え替える事にした。

作業内容:植え替え セルボックス➡︎6cm白スリットポット

今回使う培養土は肥料分は入っていないようなので土の下層にマグァンプKをひとつまみ混ぜ込んでおいた。セルボックスから引っこ抜いた苗の根鉢を崩してある程度土を落としはしたけど根を切り詰めたりはせずにそのまま植え付け土の表層部分にオルトランDXを混ぜ込んだ。今回は葉挿し用の葉をもいだりはしなかった。

鉢:6cm白スリットポット

土:ゴールデン粒状培養土 花・野菜用

肥料:マグァンプK中粒を軽く一つまみ土(下層)に混ぜ込んで使用

使用薬剤等:オルトランDXを土(表層)に混ぜ込んで使用   

土は初めてゴールデン粒状培養土の花・野菜用を試してみる事にした。袋越しでのぱっと見の粒感がいい感じに見えただけどいざ使ってみるとちょっとバーミキュライトの割合が多すぎるような気がするけど、まぁ水捌けは良さそうだしダメってほどでは無いでしょってことでそのまま使ってみる事にした。この培養土は結構重めの培土で使用感も中々良いので培養土の基本材に使うようにしようかな。まぁ、育ちが良ければだけど。でも、やっぱりバーミキュライトの割合が多いし大きさもせいぜい細粒サイズであんまり印象が良く無いので篩にかけてバーミキュライトの割合を減らそうかな。あと、軽石も入っているけど結構大きめの粒も混じっていて他の粒とのサイズ感が違いすぎてこっちもあんまり好みじゃない感じだからこっちも適当に気に入らないのを弾いてみたりするかな。そのまんまでも多分大丈夫なんだろうけどね。

植え替え後。

水は3日ぐらい経ったらあげ始めようかと思う。

この子から葉挿し用にとった葉も今では小さな保険株になってくれていて取り敢えず今の所は全滅の心配は少なくなったし、後はこの子には存分に大きく可愛くなって頂きたい。

2022年9月24日 写真1点 葉挿し苗の様子

8枚とった葉が初期に2枚ダメになっちゃったものの、残る6枚は無事発芽発根して可愛らしい葉挿し苗になってくれた。そろそろもう少し日当たりの良い場所にずらして行って成長を加速させたい。

2022年10月28日 写真5点 葉挿し苗の植え替え セルボックス➡︎6cm白スリットポット

葉挿しっ子たち。親株が調子を崩して水を上手に吸えなくなって大きくなれなくなった時にもいだ葉からここまで育ってくれた。既に可愛い。更なる成長を願っての植え替え。

セルボックスから抜いてある程度土を落としたところ。小まめに水をやっていたからか思っていたより根が発達しておらず小さなセルボックス鉢の中ですらまだスペースを余らせていた。もしかすると追肥だけしてもう少し日当たりの良い場所に置き場を移すだけでよかったのかも知れないなと思ったけど、折角引っこ抜いたので予定通り6cm白スリットポットに植え付けることにした。

折角6株も残ってくれたので土を変えて3種類の混合割合の違う土に2株づつ植え付けることにした。肥料を下層にそれぞれ混ぜ込むのと量は全ての鉢で共通でオルトランを土表層に施すのも共通。土の混合割合だけ変えてどんな差が出るのか見てみようと思う。土が乾いて水を欲しそうにしていたら水やりをすることになるから水やりの頻度も変わると思うけどそこら辺も含めてどうなるのか楽しみ。上の土2株は今年新しく配合した小苗用土のみ。水捌け抜群で水やりしてもかなり水が素通りに近い形で抜けていくので小まめな水やりが必要になる土。

お次は小苗用土と先日作った比較用の土(鹿沼土細粒5(微塵抜きしたもの)、 ボラ土細粒5(微塵抜きしたもの)、 バーミキュライト細粒2(微塵抜きした物)、 市販の培養土4(5mm目の篩にかけて篩の目を抜けた物)、コメリで買ったソイルブーストって名前の微生物資材系?の有機物(繊維質の強めの堆肥っぽいやつ)2(5mm目の篩にかけて篩の目を抜けた物)これを葉挿し用土にしようかと思う)が思っていたより悪くない感じだったのでそれを体積比で半々くらいに混ぜたもの。

お次は比較用に作った土(以下葉挿し用土)100%に植え付けたもの。ついでに植え付けの際に形の調整でもいだごく小さな葉も一応葉挿しにしてみることにした。置き場所は全て建物東側のベランダに移すことにした。さてさてどんな違いがあるものやら楽しみである。

2023年1月25日 写真2点 寒波からの避難

24日から10年に一度と言われる寒波がやってきて最低気温はマイナス4度まで下がるとのことで24日の昼から防寒対策をしようと思いつつそれまで寝ていたら、寝ている間に雪が積もって防寒対策は手遅れになった。今更どうしようかと迷ったものの一部の多肉は室内に取り込むことにした。

取り込んだついでに撮影。

葉数も増えて葉の一つ一つの形もしっかりしていて良い感じ。脇から多分花芽だろってのが一つと、子株か花芽か判別に困るものが一つ出ている。どちらも可愛いさを増してくれるチャームポイントになっている。

横から見るとこんな感じで間延びすることなく良い感じに育ってくれている。脇から花芽とかが顔を出しているので若干株姿が崩れている感じもするが十分に可愛い。葉挿しで増えた子もまだ欠けること無く元気でいてくれている。

2023年11月21日 写真3点 葉挿し苗たちの成長の様子など

今年の夏は暑いのは当たり前で、ゲリラ豪雨からのカンカン照りの様な極端な天気が多く今までに無いほど多肉達に被害が出てしまった。

しかしながら、こんな極端な天気が続いた夏だったにもかかわらず、他の子と同じ管理しかしてないのに元気にしている子がいるのが不思議。
この子は、小さな葉をダメもとでまとめて1鉢に挿した葉挿し以外の葉挿し苗の子はみんな元気。
土の違いで成長の違いを見てみようとしていた子達も一株も欠ける事なく今年の夏を乗り切っている。

親株。一時期調子を崩していたのにすっかり回復して元気そう。あまり大きくなっている感じはしないけれど鉢なりのサイズには成長してくれている感じ。

上から見たところ。左から順に土の粒が細かい→大きい。各々2株。

明らかに土の粒の大きな(小苗用土ver.3のみ)右側の2株が大きい、植え替えた時点で少し大きい株だったのでそれが理由と言えなくもないけれど、それを加味しても成長率が良いような印象。
真ん中の2株も近しい成長に見えるけれど、やっぱり右の株と比べると小さいし、更に左端の株は明らかに小さい。こんなに段階的に差がつくと使用した小苗用土ver.3の主材ゴールデン培養土がこの子には合っていたのではないかと思えてくる。

ただ、同じ小苗用土ver.3に植え付けた他の子が必ずしも良い結果が出ている訳ではないのでやっぱり品種によって土を調整した方が良いんだろうなと思った。

使用資材等







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