基本情報
メキシコ野生ラゾヤ エケベリア属
ラゾヤのところがラジョヤとか言われている事もあるっぽい。葉は水のあげ過ぎなのか葉がビヨーンと伸びて細長い。細長い葉のツヤ感と爪が相まって女性の指っぽい感じがする。葉数は少なめで微妙にもぎにくそう。やや水を厳し目にするか、土を荒目のものにするかして日にもう少し当ててやれば今とは大分違う印象の子に育ちそう。
生育タイプ:春秋型
生育適温:13~28℃
耐寒気温:-1℃ 取り敢えず最低気温-3℃を耐えた
日照:6/10 朝のうちは直射日光が当たり、昼から明るい日陰で問題は起こってない
水分要求度:3/10 下葉が少しシナっとした頃に水をあげるぐらいで良さそう
肥料要求度:3/10 少しは有ったほうが良さそう
2021年2月1日~ 葉挿しスタート
葉挿しでスタート。セルトレイに葉挿し用土を入れ、そこに葉っぱの株元が軽く隠れる程度に挿して、針金をU字に曲げたピンで固定。寒い時期なので車の中に入れたりして霜に当てないように、少しでも暖かい環境で根が出るのを待ってからちょろちょろ水やり。
芽が出て、株の直径が2cmくらいになった時に6cm白スリットポットに子苗用土にて植え替え。その際にオルトランDXとマグアンプK中粒を4粒を混ぜ込んでおいた。水やりは3日後からスタートし、鉢底から水が流れるまで水やりをして、土が乾燥して4,5日したらまた同じ様に水やりをするのを繰り返した。置き場所は朝日~11時半くらいまで日が当たる軒下。
夏の終わり頃、猫の闘争に巻き込まれ葉を1枚途中から吹き飛ばされる。
冬の寒さ対策にリキダス2000倍希釈液を水やりを兼ねてあげている。
2022年3月11日~ 写真1点 植え替え 6cm白スリットポット➡7.5cm白スリットポット
葉が長くて植え替え後の鉢からはみ出てしまうが、株の重量的には全然問題ないだろうと思う。猫パンチで吹き飛ばされたであろう葉の所の傷口も高温期だし調子を崩すかと心配したが、特にそんな様子も無く普通に成長してくれた。水のやり過ぎなのか葉がビヨーンと伸びてるけど、この形も面白いなとは思うけれど、もう少し水を厳し目にして葉を今よりは短めに仕立てた方が可愛いかなとも思う。
植え替え後置き場所を建物東側のベランダに移した。
作業内容:植え替え(鉢増し)6cm白スリットポット➡7.5cm白スリットポット
土を丁寧に落として、根を軽く整理した後に長さ4cm程度に切り詰めてから植え付けた。枯れ葉は無かった。葉挿しをもぐか迷ったけれど葉数が少ないし、型崩れしそうなのでやめておいた。水やりは3日後からスタート。
鉢:7.5cm白スリットポット
土:小苗用土
肥料:マグァンプK中粒を人差し指と親指で一つまみ土(下層)に混ぜ込んで使用
使用薬剤等:オルトランDXを土(上層)に混ぜ込んで使用
2022年4月13日 写真2点 花芽の様子
植え替えから約1ヶ月。植え替え時にはまだ締まり気味だった中心部の葉がやや開き水を吸って成長が早まった感がある。花芽もちょこんと顔を覗かせている。
花芽のアップ。花茎に付く葉も色味とかロゼットを形造っている葉と同じ感じで面白い。てか、これこれ以上花茎は伸びないのだろうか?ある程度長さがないと花茎を切って、残った部分を干からびてから引っこ抜く算段なのにやりにくいじゃん。
2022年8月24日 写真1点 夏顔
葉数が増えて株姿が整ってきた。葉数が少ないうちは造形に物足りなさを感じていたけど今ぐらいまで葉数が増えてくれて形が整ってくると可愛さが格段に増す。植え替えの時はイマイチだと思っていたのに今うちにいる他の子にはあまりいないタイプの株姿で見応えも出てきてかなりお気に入りの子になってくれた。増やしたい。実に増やしたい。でもこの子は枯葉を取るのも結構強めに引っ張らないと取れなかったから葉がもぎにくい様な気がするんだよなぁ。まぁ、秋になって植え替える時にでも、もう一回悩むことにしようかな。
2023年5月27日 写真4点 不調(?)対策と植え替え7.5cm白スリットポット➡︎7.5cm白スリットポット
それほど悪くは無さそうなんだけど下葉の枯れ方が変。
葉の水分の抜け方が親株に吸収されている感じで葉がカリカリになっていく感じではなく、葉がボソボソの湿気った目の荒いスポンジみたいな感じになってからだんだん乾いていく。色も微妙だし、気になったので引っこ抜いて見てみる事にした。
引っこ抜いて枯れそうな葉をもぎ取ってみた。
根が若干詰まってる感じはしたけど特に問題なさそう。
葉の方がは色的に悪そうな気がしたのでそういった葉はもいだ。
もいだ葉は葉挿しにできると嬉しいのでキッチンハイターを薄めた液の中でしばらく泳がせてからフードパックに入れて発芽発根を待つことにした。
怪しい葉をある程度もいだら随分小さくなってしまったが根の量がそれなりにあったので今までと同じ7.5cm白スリットポットに植えつけた。いつも入れているマグァンプKは今回は入れずに必要と感じたらその都度置き肥をすることにした。オルトランDXは撒いておいた。あと寒水砂を使って飾り付けておいた。
2024年2月11日 写真2点 植え替え 6cm白スリットポット➡︎セルボックスx3
4枚まとめて6cm白スリットポットに植え付けて室内のよく光の当たる窓辺で管理しておいた葉挿し達が窮屈そうになってきたので、バラして植え替えることにした。
作業内容:植え替え
鉢:6cm白スリットポット➡︎49穴セルボックスを切り離したものx3
土:葉挿し用土
肥料:サボテンと多肉植物の肥料を土の中に4粒くらい混ぜ込んで使用
使用薬剤等:なし
4枚中3枚は発芽してくれていたけど、1枚は土の中でも発芽していなかかった。
芽が出ず根しか成長出来なかった分、根の量は一番だった。発芽するまで待とうかとも思ったが、増やしたければまた増えた株から葉を取って増やせば良いかとサヨナラすることにした。
無事発芽した3枚の葉挿し苗の根はどれもサヨナラした株よりは根の量は少ないもののフワフワした綺麗な状態でいい感じ。
春頃までは引き続き今までの場所で管理する予定。外に置き場を移すタイミングでオルトランDXを散布しようと思う。
2024年9月10日 写真なし 親株枯れる
今年の夏の暑さに耐えれず枯れた。
葉焼けと高温障害の複合型のような感じで、日が長くあたったであろう部分が焼けて黒くなり下葉の方は水分が抜けボソボソとした感じになっていた。
葉挿し苗にした方はまだ耐えてくれているので、それだけが救い。
保険株は作れる時に作っとかないとね。
2024年10月14日 写真2点 葉挿し苗の植え替え
親株は今年の夏の猛暑に勝てずに枯れてしまったが、葉挿し苗の方は3株とも生き残ってくれた。
流石にダメージは受けているけれど、比較的小さな株に被害が大きかった中で親株が枯れたのに小さな葉挿し苗の方が生き残ったのはレアケース。
いつまでも続く残暑に植え替えをこまねいていたがようやく涼しくなってきたので植え替えをすることにした。
根にあまりダメージを与えたくなかったので根鉢を軽く崩してから簡単に落ちる土だけ落として根を切り詰めたりすることなくそのまま植え付けた。
植え付け後すぐに元の置き場所に戻した。あまり根をいじってないし多分大丈夫だと思うけど水やりは少し時間を置いてから再開する予定。
作業内容:植え替え
鉢:セルボックス➡︎6cm白スリットポット
土:小苗用土(Ver.5)7:葉挿し用土(Ver.3)3程度の割合で混ぜたもの
肥料:マグァンプK中粒
使用薬剤等:オルトランDX
使用資材等