ぼたねこかふぇ
残念なおっさんの頭の中
ぼた PR

多肉植物 グラプトペタルム エルメス

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

基本情報

エルメス グラプトペタルム属

ツヤツヤした小さな葉が密に並んでいて、グラプト系ってもっと雑なデザインのイメージが有ったのになぁという勝手な印象を変えてくる子。エケベリアかなぁと思ってた。見てると何故が野菜のターサイが頭をチラつく。秋ぐらいまでは葉がスカートを履いているかのように地面側に反り返っていたが、冬に入ってから葉が立ち上がってきて逆反り(?)になってきた。割とどちらのヴァージョンも可愛いので不思議。

6cm鉢で収まるサイズでも花芽を上げる。小さくとも花芽を上げるタイプの子っぽい。株のサイズの割に太く短い花茎が曲がること無く上に向いてついている。花芽をカットした後引き抜くのに難易度が高そうな花茎。花茎に付く葉はタイ米の先が尖ったような形。手毬のような蕾が花茎先端に密集して付く。萼は肉厚。花の咲いている所は未確認。

生育タイプ:春秋型

生育適温:10~28℃(仮)

耐寒気温:0℃(仮)取り敢えず最低気温1℃は耐えてくれた

日照:6/10(仮)午前中は日が当たり、午後からは明るい日陰になる所に置いているけど今の所特に問題は無いように感じる。

水分要求度:3/10(仮)下葉が少しシオっとしたらあげるくらいで良さそう

肥料要求度:3/10(仮)少しは有ったほうが良さそう

被害:1株

被害内訳:2022年夏 1株 恐らく蒸れか加湿が原因の腐れ。葉がバラけるがまだ持ち堪えている。

2021年2月7日~ 葉挿しスタート

葉っぱからの葉挿しでスタート。セルトレイに葉挿し用土を入れ、そこに葉っぱの株元が軽く隠れる程度に挿して、針金をU字に曲げたピンで固定。1週間後から根が出ているとか関係なく水やりスタート。根が出るまでの水やりの頻度は土が乾く、3日おいて水をちょろっとやるの繰り返し。

根が出てからは土が乾いたら3日おいて底から水が出るまでやるのを繰り返した。

芽が出て株の直径が2cmくらいになったところで6cm白スリットポットに植え替え。土は小苗用土を使用し、肥料にマグァンプK中粒を4粒と病害虫予防にオルトランDXを混ぜて植え付け。水やりは3日後からスタート。鉢底から水が流れ出るまでしっかり水やりして、その後は土が乾いて下葉がシオっとしてたら鉢底から水が出るまでしっかり水やりを繰り返した。夏場も余り水切るようなことはせず意図せずに雨に当たることがないようには気をつけて管理した。それでも雨に当たってしまったときはなるべく早めに成長点付近に溜まった水はハンドブロアーを使って水を吹き飛ばすようにした。

秋の植え替え時に多頭でミチミチしていて可愛いっちゃ可愛いけど、窮屈そうに感じたので株分けしてそれぞれを6cm白スリットポットに植え付けることにした。

1.1.2.2頭の4株に株分けした。株を切り分ける際にはデザインナイフを使用し、殺菌の為に刃を軽くライターで炙った物を使用し、どの株にもできるだけ根が少しでも付くことと、切り口がなるべく小さくなるように気を使って切り分け、切り口には特にハイフレッシュなどは付けなかった。切り離した後は2時間ほど切り口を乾かした後に植え付け作業を行った。

それぞれの株の土は小苗用土を使用し、肥料にマグァンプK中粒を4粒と病害虫予防にオルトランDXを混ぜて植え付けた。置き場所は1鉢だけ現状の場所で、他の3鉢は建物の東側のベランダに移したが今の所成長具合に大きな差はみられない。どの株も伸び伸びと出来ているように感じる。水やりは植え付け後1週間後から開始して、土が乾き下葉が少しシオっとしたタイミングで鉢底から水が流れ出るまでしっかり水やりをするのを繰り返した。

2021年12月31日~ 写真1点

相変わらず葉の艶感がキレイだなと思わせてくれる。株分け後も同じ場所で育った子。多頭の時はミチミチしていたけど株分けしたので伸び伸び育ってくれてる。何となくあまり大きくはならなそうな気がする。緻密な造形をしているけど弱々しさは感じない。割と強い子何じゃなかろうか?その辺はグラプト感あるよね。

冬場の水やりの時は寒さ対策にリキダスを2000倍程度に薄めたものを2.3回に1回は水やりを兼ねてあげるようにしている。

2022年4月13日 写真2点 花芽の様子

6cm鉢で収まるサイズでも花芽を上げている。小さくとも花芽を上げるタイプの子らしい。株のサイズの割に太めの花茎が短いながらもビシッと立ち上がっている。花芽をカットした後引き抜くのに難易度が高そうな花茎だなぁ。花茎に付く葉はタイ米の先が尖ったような形。

蕾は丸く先端に密集してついている。萼は肉厚で花を玉に見立てると小さな玉を握る龍の指みたい。

2022年6月23日 写真2点 腐れ発生とその後の処置

今日も蒸し暑いなーと思いながら仕事から帰ってタニパトをしていたら株分けをしてベランダに置き場所を移したエルメスのうちの1鉢に腐れを発見先日のトルセンシスエッジピンク錦に続き今季2鉢目。

あちゃ〜こりゃダメかなとは思いはしたものの気は楽。何故ならばこの子には保険株がまだ数鉢あるから。保険株の精神安定効果は抜群だ。とは言え何とか助かるものならどうにかしたくなるのでオペ開始。

まずは明らかに腐った葉を全て取り除き株の様子を観察。小さな子株が株元から吹いていた様だけどその2つが完全にやられていた。そのうちの1つは葉は全て失ったものの茎の部分は綺麗な状態でもう一つはちょっと茎の方まで侵食されている感じだった。状態の悪い茎の方を炙って滅菌したデザインナイフでカットして綺麗な組織が露出する状態にまで持っていった後に切り口にトップジンMペーストを塗布した。

その後変色していないものの腐った葉に隣接していた葉の状態をチェックすると特に悪そうな感は無いのにポロポロもげる。念の為にと簡単に取れる葉は取り除きその後も形を整える程度に葉をもいだ。

株元がスッキリしたのでついでに土に爪楊枝をプスプスと抜き差しして土をほぐして通水性と通気性の向上を図った。

一応の処置が完了したのであとはベニカXファインスプレーを株全体が濡れる程度に吹き付けて全作業完了。この後の置き場所は同じベランダでもちょっと雨に当たりにく場所にずらし置いた。

作業中にもいだ葉もパッと見は綺麗に見えるし葉挿しできるか一応挿しておこうと思う。ダメならダメで良いけど一応ね。

2022年8月1日 写真2点 腐れ発生株からもいだ葉挿し苗の植え付け

先日腐れが入ってバラけた株の葉を葉挿し用に取っておいたモノの1枚が発芽発根していた。

根も芽もまだ弱々しいけど土に挿したろ。葉も小さいし置き場のスペースの問題もあるので出来るだけ小さく段階を踏んで鉢増しをする方針にしたので288穴のプラグトレーに植え付ける事にした。こんなヤツ。


こんな感じで植え付け完了。これで大きくなったら随時ちょっと大きめの鉢に植え替えていくのを繰り返す感じにしようと思う。このやり方が無駄に土やスペースを消費することもなくて良いんじゃないかと思う。植え替えの手間は増えるけど趣味でやってるんだからそれも楽しみの1つだから良いのよ。

しかし、腐れの入った子からもいだからダメかと思えば完全にダメってわけでも無いみたい。確かに普通に元気な子からもいだ葉より発芽発根の割合は低いけ趣味ならダメもとでやる価値はあるね。他にも根だけが出ている葉がもう1枚あるけど芽は出るかなー?

作業内容:発芽発根済葉挿し苗の植え付け288穴プラグトレーを3×3サイズにカットにしたものを2つ作り、そのうちの1つをさらに1穴づつに切り分け約2cm角の鉢として使用するし、3×3サイズのものをそれ用のトレーとして使用する事にした。鉢底に土がこぼれ落ちないように底穴から落ちない程度のサイズの鹿沼土を配置してから用土を3分の1程度入れマグァンプK中粒を1粒だけ入れて、用土を鉢の縁より1cm下の辺りまで入れ葉挿し苗を配置し芽が軽く隠れる程度まで土を足して植え付け完了。その日のうちに鉢底から水が流れ出るまで水やり。今後は土が乾いたらチョロチョロ水やりをしながら様子見する予定。1週間程度室内で管理してその後屋外の日陰に場所を移そうと思う。鉢:288穴プラグトレー

土:葉挿し用土

肥料:マグァンプK中粒の中のちょっと大きめのやつを土の下層部分に埋め込んだ

使用薬剤等:無使用(もう少し大きくなってからオルトランDXを使用する予定)  

 

使用資材等

タキイ 根巻防止セルトレー 128穴(3枚組)

Sポット 白 6cm スリット鉢 プラ鉢 100個セット 多肉

オルトランDX粒剤 1kg 住友化学園芸 花と野菜の害虫退治に 浸透移行性 殺虫剤

マグァンプK 中粒 1.3kg ハイポネックス 草花・球根・野菜・プランターに 緩効性肥料

オルファ/アートナイフプロ 替刃3種類付き/157B

ハイポネックス リキダス 800ml


 



COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA