基本情報
スノーバニー エケベリア属
他所様の子を見る限り均整のとれた可愛い子になるはずなんだけど、うちの子は葉が伸び伸びするし子株が元気良すぎてお互いの頭を圧迫し合ってナンジャこれ?状態。葉は伸びやすい様に感じるが、幹立ちしやすいという訳では無さそう。日によく当てると結構しっかりと白粉がつくのでこの辺りがスノー感なのかなと思う。バニー感はやたら子吹くからかなとか思っている。葉が伸びたりはしているもののだからと言って特に調子を崩す様な事もなく成長スピードも早めなのでかなり強い子の部類に入ると思う。
葉挿し成功率:100%(2枚中2枚)
多頭のものはバラして単頭にして他の子よりやや乾燥気味にして強すぎない日を長めに当てるようにすると綺麗に育ちそう。
生育タイプ:春秋型
生育適温:10~28℃
耐寒気温:-1℃ 取り敢えず最低気温-3℃は耐えてくれた
日照:7/10 建物東側のベランダ(夏は午後1時位まで日が当たりその後は明るい日陰になる場所で夏以外はもう少し長く日が当たる)に置いているけれど今のところ特に問題は無さそう
水分要求度:2/10 下葉が少しシオっとしたぐらいで水を上げる他の子と同じタイミングで水やりをするとやや葉が伸びる気がする。葉間が空いている訳ではないので徒長って訳ではなくて水分過多なんだろうと思う。極端に水持ちの悪い土にして必要な分だけその都度水やりして吸わせる様なやり方の方が良いのかもしれない。日照が十分に得られるのなら葉が伸びるのは抑えられるようだが、日が強いとやっぱりコゲは入る。
肥料要求度:3/10 少しはあったほうが良さそう
2021年4月21日~ 葉挿しスタート
葉挿しでスタート。セルトレイに葉挿し用土を入れ、そこに葉っぱの株元が軽く隠れる程度に挿して、針金をU字に曲げたピンで固定。1週間後から根が出ているとか関係なく水やりスタート。芽が出るまでの水やりの頻度は土が乾く、3日おいて水をちょろっとやるの繰り返し。芽が出てからは土が乾いたら3日おいて底から水が出るまでやるのを繰り返した。置き場は朝の2~3時間だけ日が当たりそれ以外の時間は日陰になる所。
株の直径が2cm程になったところで6cm白スリットポットに植え替え。土は小苗用土を使用し、肥料にマグァンプK中粒を5粒と病害虫予防にオルトランDXを混ぜて植え付け。根鉢を軽くほぐす程度で植え付けたので根にあまりダメージは無いだろうと植え付けた日に水やり。その後は土が乾いて5日程度経ったら鉢底から水が出るまでしっかり水やりを繰り返した。夏場も余り水切るようなことはせず意図せずに雨に当たることがないようには気をつけて管理した。置き場は午前中は日が当たり、午後から明るい日陰になるところ。
冬の寒さ対策にリキダス2000倍希釈液を水やりを兼ねてあげている。
2022年5月28日~ 写真1点 植え替え 6cm白スリットポット➡7.5cm白スリットポット
他所様の子を見てみるとこんなのスノーバニーじゃないと思えてくるうちの子。葉が伸び伸びですな(笑)。鉢から溢れて来たので植え替え。何やら株元から子株がポコポコ吹いている。子株ができる事は良いのだけれど子株の成長が結構早くて先に育ってた頭と同じ様なサイズになって初めっから多頭だったかのような様相に・・。まぁ、元から3頭だったんだけどね。
植え替えたにもかかわらずぎゅうぎゅう感が否めない。株分けしようかとも思ったけど場所問題が深刻なので鉢増しのみで留めおく事にした。いつの間にか株の隙間で葉挿しを自己生成していたのを植え替えの際に発見したので植え替え後も親株と同じ鉢に植え直す事にした。この繁殖力がこの子のバニー成分なのだろうか?とか思ったりした。他所の子に比べると見劣りする株姿だけどまぁ、今のうちは元気ならば良いかと思う。
植え替え後置き場所を建物東側ベランダに移した。
作業内容:植え替え(鉢増し)6cm白スリットポット➡7.5cm白スリットポット
根鉢を崩して土をある程度落としてから植え付け。土を落とすために根をほぐす時に千切れちゃった根は気にしない代わりに根切はしないことにした。根にそれなりにダメージがあるので水やりは3日後からスタート。
鉢:7.5cm白スリットポット
土:小苗用土
肥料:マグァンプK中粒を人差し指と親指で一つまみ土(下層)に混ぜ込んで使用
使用薬剤等:オルトランDXを土(上層)に混ぜ込んで使用
2022年8月26日 写真4点 腐れ発生とその処置
久しぶりに少し涼しかったので枯葉取りしてたら何やら妙な色合いの子を発見。
んー?紅葉・・?か?
あー、ちゃう。お腐れや・・。結構大きくなってくれたのに残念。とは言えしょぼくれてほったらかすわけにもいかないので、腐れた葉を取り除いていく。やっぱり触ってみると柔らかくなってポロポロ簡単に葉が取れていく。でも、他の頭の葉は張りがあって硬く締まっている感じで大丈夫そう。ならばと、ちょっと早めの株分けと思って鉢から引っこ抜いて切り分けていく。
結果としては2頭に腐れが入っていて残りの5頭はどうやら大丈夫そう。てか、こいつ7頭やったんか。根がついたものも取れて全滅ってことにはならずに済みそう。
一番大きくて根も結構残せた子だけ6cm白スリットポットに植え付け他の子はセルボックスに植え付けた。土は小苗用土を使用し、土の下層にマグァンプK中粒を軽くひとつまみづつ入れてかき混ぜ、土の上層にオルトランDXを混ぜ込んでそこにそれぞれ植え付けた。根がほとんど無かったセルボックスに植え付けた方はアルミ線を曲げたもので株を固定しておいた。
あとは2、3日経ったらチョロチョロ水やりを開始して根がしっかり出てから普通の水やりに切り替えようと思う。スノーバニーは他にも保険株があるからショックは少なめだったものの7.5cmポットに鉢増しして大きくなってくれていた方がやられたのはちょっと残念だったなぁ。夏越し用の土はもっと粒度の荒い物の割合を増やすとかもうちょっと工夫を加えた方が良さそうだな。
どうでも良いけど、スノーバニーのスペルって最初「snow bunny」でかと思ってたけど検索してみると「snow banny」って出て雪うさぎちゃうんか?と思ってGoogle翻訳で「snow banny」を日本語に翻訳すると「スノーバニー」が結果に出てきた。(※snow bunnyを翻訳していますと出てきた。?ならばと、雪うさぎを英語に翻訳すると「snow rabbit」となるらしい。そういやbunnyとrabbitって何がちゃうん?と思ったら何かbunnyの方はうさぎってよりはウサちゃんって感じの幼児語みたいな感じに用いられるらしい。微妙に勉強になった。
2022年12月23日 写真1点 スノーバニーの雪被り
朝起きると雪が積もっていた。寝る前は風は強いけど雪降っていなかったのでノーガードだった多肉達の様子を見に行くと他の子は風向きが良かった様でほぼ雪をかぶる事なく済んだ。
そんな中、名前に相応しく軽く雪をかぶっちゃったスノーバニー。ビジュアル的にはアリやんと写真だけ撮ってからハンドブロアーで雪を吹き飛ばした。
腐れが出た時に分解して植え直した子たちだが結構可愛くなってる。単頭の方が株姿が良い様に感じる。春になったらもう1鉢ある多頭の子を株分けすることにしよう。
2024年4月1日 写真4点 植え替え セルボックスx4➡︎6cm白スリットポットx4
腐れ後セルボックスに植え付けていた4株がムチムチに大きくなっていたので植え替え。
このセルボックスに植え付けたものを稚苗用育苗箱に葉挿し用土を敷き詰めた上に置いて管理していたらセルボックスの底穴から大量の根が稚苗用育苗箱の土に伸びていた。伸びた根は最も長いもので30cm近くありこのサイズの株がこんなに根を長く伸ばすのかと驚かされた。
写真はセルボックスの底穴から出た分の根は切り詰めた状態。
葉焼けを起こしている部分はあるものの株分する前より形が整って可愛い。こうなると腐れが入って良かったんじゃ無いかと思えてくる。株数も増えたしね。
セルボックスから抜いて、出来るだけ綺麗に土を落としてから枯れた下葉を丁寧に取り除き根の量が多かったので長さを4cm程度の長さまで切り詰めてから植え付けた。
作業内容:植え替え
鉢:セルボックスx4➡︎6cm白スリットポットx4
土:葉挿し用土(Ver.2)と小苗用土(Ver.4)を2:3で混ぜたもの
肥料:マグァンプK中粒を土の下層に混ぜ込んで使用
使用薬剤等: オルトランDXを土の表層に混ぜ込んで使用
植え付けたばかりだが6cm白スリットポットではすでに小さく感じるサイズ感。でも、十分すでに可愛いのでこのサイズでも良いのではないかと思う。まぁ、後々一株ぐらいは7.5cm鉢に植え替えても良いかな。
まぁ、何にしろ腐れから可愛く、しかも増えて復活してくれたので嬉しい限りである。
花芽は写真撮影後にカットした。
使用資材等