基本情報
Prodidity プロディディティ エケベリア属
フロリディティに似てるけど同じものなのか謎。フロリディティールなどとも呼ばれていたりして名前がいくつもあるのか、違う品種なのか分からない。ツヤっと透明感のある葉が上品に染まって可愛らしい。今の所標準的なエケベリア属の管理で問題なく育ってくれているように思う。
生育タイプ:春秋型
生育適温:10~28℃(仮)
耐寒気温:-1℃(仮)取り敢えず最低気温-4℃は耐えてくれた
日照:6/10(仮)夏の直射日光は無理っぽい
水分要求度:3/10(仮)下葉がシオっとしたら水をやるぐらいで良いみたい
肥料要求度:2/10(仮)少しは有ったほうが良さそう
2021年2月1日~ 葉挿しスタート
葉っぱからの葉挿しでスタート。セルトレイに葉挿し用土を入れ、そこに葉っぱの株元が軽く隠れる程度に挿して、針金をU字に曲げたピンで固定。寒い時期なので車の中に入れたりして霜に当てないように、少しでも暖かい環境で根が出るのを待ってからちょろちょろ水やり。根は2週間ぐらいで出たが、芽が出るまでは1ヶ月以上かかった。
芽が出て、春めいてきたら成長が加速してきたので株の直径が2cmくらいになった時に6cm白スリットポットに子苗用土にて植え替え。その際にオルトランDXとマグアンプK中粒を4粒を混ぜ込んでおいた。根の状態は悪くなかったので軽く根をほぐす程度に土を落としただけで植え付けたので、それほど根にダメージは無いだろうと、その日のうちに水やり。その後は土が乾いて3日したら鉢底から水が流れるまで水やりを繰り返した。置き場所は朝日~11時半くらいまで日が当たる軒下。
2021年12月15日~ 写真1点
株の直径6cm程度になってくれた。特に問題はなくキレイに可愛く育ってくれたとは思うけど。朝のうちだけ日が当たるところにずっと置いていたのでちょっと株がナナメってる。もう少し鉢の向きを変える頻度を上げてバランス良くできたら良かったかなとは思うけれど、十分に可愛いと思うので良し。今のサイズになってから成長が遅くなんったので来春には7.5cm白スリットポットに植え替える予定。どのくらいまで大きくなってくれるのか分からないけど3号鉢くらいにまで育ってくれると見応えが増しそうで今から楽しみである。
冬の寒さ対策にリキダス2000倍希釈液を水やりを兼ねてあげている。
2022年3月3日 写真1点 植え替え 6cm白スリットポット➡7.5cm白スリットポット
何気に以前の撮影時よりいい感じに染まって一層キレイになったこの子を植え替えー。
鉢は7.5cm白スリットポット、土は小苗用土を使用。鉢から株を抜くとこの子はしっかり土が乾いている状態だったので安心して植え替え。
土はなるべくきれいに落として根の長さは4cmくらいの長さに切り詰めた。この時下葉6枚をもいで葉挿しにした。下葉をもぐ時におそらく子株になるつもりであったであろう小さな芽が2つ程あって、あっちゃーやっちまったなーってなった。このまま大きくして子株を吹かせたほうが良かったかなー。まぁ、そういう気概のある子だと分かったことを収穫と思うことにする。はてさて、わっちのもぎり力で6枚中何枚成功するのやら。
土にマグァンプK中粒を人差し指と親指で一つまみ混ぜ入れた。今までの感覚よりちょっと多いけどマグァンプKの中粒は半年から1年の間ゆっくり溶けて効く緩効性肥料なのでこの程度の量では肥料やけの心配は無いだろうし、今までの量だと明らかに肥料が切れているなと感じることも無かったけど、肥料が効いてるなと感じれる程では無かったので規定量程度入れてみることにした。後はオルトランDXを土表層付近に混ぜ込んでおいた。
水やりは根を割といじったので1週間後くらいにあげようかと思う。株に水がついているのは植え替え時に鉢をひっくり返してしまい土にまみれてしまっていたので、それを洗い流す程度に霧モードのシャワーで土を流したから。多分土は表面5mm以内ぐらいしか濡れていないと思う。思ったより上手に流せたなーと思ったりもしたけどそもそも鉢をこかすなってお話。
置き場所は変わらず、午前中は日があたり、午後からは明るい日陰になる所。
2022年10月15日 写真4点 植え替え&株分け7.5cm白スリットポット➡︎7.5cm白スリットポット+セルボックス
夏も無事に乗り越え順調に大きくなってくれた。前回の植え替え時に葉挿し用に葉をもいで少し小さくなったのにそれを巻き返す成長。
加えて脇に子株まで吹いている。子株もこれくらい大きくなってくれたら株分けしても大丈夫だろうから株分けすることにした。ついでに親株も土を新しいものにしたいので植え替えをする。
株から抜いて土を落としてみると、子株は親株からほとんど独立したような感じだったので、
刃物などは使わずに親株から引き離すように割いたら簡単に外れた。
外した痕も小さく綺麗な感じだったので保護剤などは塗らずにちょっと乾燥させただけですぐに植え付け。
子株にもそれなりの量の根がついてきてくれたのが嬉しい。
枯葉を除去したあと、親株からまた葉挿し用の葉を5枚もいで同じサイズの新しい鉢に植え付け。外した子株はセルボックスに植え付けた。
土はどちらも新しく作った小苗用土を使用し、土の下層に親株の方はマグァンプK中粒をひとつまみ、子株の方は軽くひとつまみ混ぜ込んだ。その後土を入れた後に土の表面にオルトランDXを撒いてから爪楊枝で表層の土と混ぜ合わせた。
親株は同じサイズの鉢に植えたけど葉をもいだからいい感じの収まりになった。
次の植え替え時は流石に鉢増ししないとかなぁ、とか思うけど、このサイズで十分可愛いしこれ以上大きくする必要は特にないようにも思えるので悩むなぁ。
2022年11月20日 写真1点 紅葉具合
紅葉し始めた。まだまだ染まるけれど今ぐらいが一番可愛いような気もする。
前回の植え替えから1ヶ月ちょいしか経っていないのにもう葉をもいで小さくなった分を超える成長を見せてくれている。
土が合ったのか、秋の成長期だったからかは分からないけれど良い感じ。
2023年2月24日 写真3点 花芽と成長の様子
7.5cm鉢では流石にもう限界って程に大きくなり、紅葉も深まった。そして葉挿しから2年が過ぎて初めて花芽が上がった。今のところ三本の花芽をあげる気らしい。
エケベリア属らしい花芽の形をしていてこちらも紅葉していて綺麗な色味。花芽につく葉は小さい方では無いけれどこのサイズの葉は葉挿しにできるギリギリのサイズって感じ。出来なくはいけど保険株も十分にあるし普通に葉をもいで増やした方が楽そうなので、そこまではしなくても良いかな。
上から見たところ。結構パッカーンと開いている感じがするけど、よその子を調べてみてもあんまりキュッと締まった株姿をした子は見かけないのでこんな感じなんだろうと思う。何にしろ十分可愛いのでOK。
この子は去年もいだ葉から大きくなった2023年1月25日の姿。大寒波が来た際に避難させた時に撮影した。親株とは違う建物東側のベランダに置いているけど、置き場所で結構変わるなぁって思った。1年で花芽も上げようとしているし若干ムチムチ感が強い気がする。
使用資材等