基本情報
サブセシリス Subsessilis エケベリア属
何やら別名なのかピーコッキーとか養老とかの別名で呼ばれているよくわからない子。でも、うちの養老とは感じが違うんだけどなぁ。養老の方は何か形が菊っぽいし。リエールさんのYou Tubeでエケベリアの存在を知ってあまりの可愛さに思わず季節も気にせず近所のホームセンターに探しに行って、動画で見てた子とは感じがちゃうなぁ、とか思いつつ物色して、まぁ、この子なら可愛がれると初めて狩って来た子。下葉がいつの間にかカリカリになってしまうけど、肥料をあげると少しカリカリになりにくくなって株が大きくなってきたので、肥料が割と好きな子なのかもしれない。寒くなってきても余り紅葉による変化は見られないが、変わらない良さと思うことにしたい。
花茎は太さ長さどちらも平均的な印象。花茎は上に向かって伸びた後に放物線を描くように曲がって下向きに花を付ける。この子の花芽などの特徴は花茎に付く葉、花茎、萼の部分全てに白粉を帯びていること。花茎に付く葉の形状は株本体の葉を縦に引き伸ばしたような感じで結構大きめの立派な葉が付く。
生育タイプ:春秋型
生育適温:10~28℃(仮)
耐寒気温:-1℃(仮)取り敢えず最低気温-1.5℃は耐えてくれた
日照:6/10(仮)冬場は西日以外ほぼ1日中日が当たり、夏場は直射日光は余り当たらないが反射光がよく当たる場所に置いているが今の所問題ない
水分要求度:4/10(仮)下葉がシオっとしたらあげるぐらいで良さそう
肥料要求度:3/10(仮)少しは有ったほうが良さそう。
2020年12月25日~
近所のホームセンターグッディにて小さな子苗を購入。お値段217円。思っていたよりお手頃価格なんだなぁと思った。
もっと大きな子もいたけど徒長して形が可愛くなくなっていたのでやめておいた。
うちの環境に慣らすために1周間は植え替えずにそのまま置いておいた。
その後DAISOにて植木鉢スクエア型3号って白い3個入りの鉢に植え付け。根鉢は崩してしっかり土は落としてからすぐに取れる根だけ外して植え付けた。土は底石にボラ土の小粒を下3分の1程度敷いて後は鹿沼土の細粒のみを使用。肥料は無し。土の表面にオルトランDXを撒いた。
水やりは1週間後から開始。その後下葉がシオっとしてきたら鉢底から水が流れるまで水やりを繰り返した。
少しづつ大きくはなってはくれるし、調子が悪い訳ではなさそうなんだけど下葉がカリカリになってしまう。少し調べると枯れ葉を土からのムレを防ぐための防壁に使うみたいなお話があったので水やりを控えてみたが、それでもカリカリになっちゃうのが止まらない。そこで水を多めにやってみてもやっぱりカリカリになる。根腐れしてんのかなぁとか思いもしたが、茎のところを見ても変な感じしないし、変な匂いもしない。夏に差し掛かっていることも有り下手に根をいじりたくなかったので放置することにした。その後、他の子に肥料をやったら成長が良くなったのでマイガーデンベジフルを5粒ほど土に軽く押し込んでやったら成長も良くなったし、下葉がカリカリになる頻度も減った。
もしかしたら成長する中で新葉を作るのに足らない栄養が有ったから下葉から栄養をとっていったからカリカリになっていたのかなぁと推測。でも、形があんまり変になっても困るから少なめで行く方針。その後は肥料が足らないと判断したら少なめの施肥をするものの植え替えはしなかった。
水やりの頻度は下葉が少しシオっとしたあたりで底から水が流れ出るまで水やりをするのを繰り返した。夏場も同様に水やりしたけど問題なかった。
秋ごろに曇りが続いた後に日が出た時に一日中日が当たるところに置いたら一日で調子を崩してしまった。慌てて株全体が冷えるように水をやって、その後ひと晩中扇風機で風に当てて養生したらある程度回復してくれたので過度な直射日光が当たらないように気をつけたら一部爪がカリッとしちゃった所が残ったものの大体回復してくれた。
2021年12月15日~ 写真1点
今の所元気に育ってくれていてありがたい。ただ、鉢が少々窮屈そうになってきたので鉢増しをしたいところだけど、この子どの辺まで大きくなるものなんだろう?今ぐらいの感じでも悪くないから水が吸えなくなるくらい根詰まりするまでは今の鉢で肥料なんかを足しながら今の感じを維持するか、チョンパして増やしつつ多頭にしてみるのも有りか。でも、やっぱり冒険する前に葉挿しから保険株を作るのを優先したほうが良いかな。
冬の寒さ対策にリキダス2000倍希釈液を水やりを兼ねてあげるようにしている。
2022年3月8日 写真1点 植え替え スクエア型3号(9cm)白➡10.5cm白プレステラ
植え替え後。
前回撮影時よりキュッと締まってややコロンとした株姿になった。前のフワッと開いた感じも割と好きだけど、可愛いのは今の形の方だと思う。
この子がどこまで大きくなれるか分からないけれど、取り敢えず暫くはこの鉢サイズまででとどめておこうと思う。少なくても置き場所問題が解決するまでは植え替えるとしても鉢増しはせずにこの鉢に植え直して土を替えるだけになると思う。でも、木立ちになりやすい性質を活かして盆栽的に仕立てるのはありかなぁとかは思っている。しかし出来るだけの技量があるかは別なのが悲しいところ。
作業内容:植え替え(鉢増し)スクエア型3号白➡10.5cm白プレステラ
土を丁寧に落として、根を軽く整理した後に長さ5cm程度に切り詰めてから植え付けた。完全にカリカリに枯れた葉は無かったが下部の葉に上半分だけがカリカリになって下半分は通常の厚みの葉が複数枚あった。秋の日焼けの影響なのかもしれないけど、他の子とはちょっとダメージの出かたが違うのが面白い。見栄えが悪いのでそうなった葉はもいで、ダメ元で葉挿しにしておいた。水やりは3日後からスタート。
鉢:10.5cm白プレステラ
土:基本用土(育成)
肥料:マグァンプK中粒をそれぞれ人差し指と親指で3つまみ土(下層)に混ぜ込んで使用
使用薬剤等:オルトランDXを土(上層)に混ぜ込んで使用
2022年5月28日 写真2点 花芽の様子
花茎の太さ長さどちらも平均的な印象。花茎は上に向かって伸びた後に放物線を描くように曲がって下向きに花を付ける。この子の花芽などの特徴は花茎に付く葉、花茎、萼の部分全てに白粉を帯びていること。花茎に付く葉の形状は株本体の葉を縦に引き伸ばしたような感じで結構大きめの立派な葉が付いている。これは葉挿しに使えそう。何種類かこの花茎についた葉で葉挿しをしてみて成功するものと失敗するものの傾向は見えてきた気がする。まず葉の小さく薄いものはすぐにカリカリに枯れてほぼ失敗する。葉のもぎにくいものは茎とひっついていた部分が傷ついてしまいやすく失敗しやすい。逆に葉のサイズが大きめで厚みのあるプリプリした葉は成功しやすいし、葉を持って茎のとこだけクルッと回転させると素直にポロッと取れたり、葉を持って斜め下に関節技を掛けるように引っ張ってポロッと取れる葉は傷口が小さく水分の消失が少なくすむし雑菌の侵入も制限できるから成功しやすい。花茎に付く葉で葉挿しをすると細胞自体がまだ若々しいからか根や芽が出るまでの期間は普通の葉挿しに比べると早いように感じる。ただ、サイズが全然違って葉の体力があまりないので長期戦は不利で失敗する確率は高めといった印象。
この写真を撮影後花芽を取ってしまったのでどんな花が付くのか見れていないけどブルーオリオンとかそんな感じの花の付き方をしそうな感がある。
使用資材等
オルトランDX粒剤 1kg 住友化学園芸 花と野菜の害虫退治に 浸透移行性 殺虫剤
マグァンプK 中粒 1.3kg ハイポネックス 草花・球根・野菜・プランターに 緩効性肥料
プレステラ 105型 白 10個セット スリット鉢【HLS_DU】 関東当日便