基本情報
クリスマスイブ エケベリア属
クリスマスイブの交配式は分からなかったけどクリスマスの交配式はアガボイデス×プリドニス(花うらら)。なんか花うらら感あるなと思ったらやっぱりそうだった。花うららより爪がキュッとしててこっちの方が好み。
生育タイプ:春秋型
生育適温:10~28℃(仮)
耐寒気温:-1℃(仮)取り敢えず最低気温-1.5℃は耐えてくれた
日照:6/10(仮)午前中は日が当たり、午後からは明るい日陰になる所に置いている。特には問題なさそう。
水分要求度:3/10(仮)下葉が少しシオっとしたぐらいで水を上げるぐらいで良さそう
肥料要求度:3/10(仮)少しはあったほうが良さそう
2021年3月15日~ 葉挿しスタート
葉挿しでスタート。セルトレイに葉挿し用土を入れ、そこに葉っぱの株元の方が軽く隠れる程度に挿して、針金をU字に曲げたピンで固定。1週間後から根が出ているとか関係なく水やりスタート。根が出るまでの水やりの頻度は土が乾く、3日おいて水をちょろっとやるの繰り返し。置き場所は朝のうちの2~3時間以外は日陰になる所。
芽が出て株の直径が2cmくらいになったところで6cm白スリットポットに植え替え。土は小苗用土を使用し、肥料にマグァンプK中粒を4粒と病害虫予防にオルトランDXを混ぜて植え付け。水やりは3日後からスタート。鉢底から水が流れ出るまでしっかり水やりして、その後は土が乾いて下葉がシオっとしてたら鉢底から水が出るまでしっかり水やりを繰り返した。夏場も余り水切るようなことはせず意図せずに雨に当たることがないようには気をつけて管理した。それでも雨に当たってしまったときはなるべく早めに成長点付近に溜まった水はハンドブロアーを使って水を吹き飛ばすようにした。置き場所は午前中は日が当たり、午後からは明るい日陰になる所。
2022年1月26日~ 写真1点
しれっと写真下の方で自主的に葉挿し苗を生産してくれているのがポイント高い。特に調子を崩したりすることなく育ってくれたのでこの調子で育ってくれるんじゃないかと期待している。もっと小さい時に夏を越えられて、大寒もしのいでいるので後は過湿と病気、虫、猫辺りに気をつければ行けそうな感じのする丈夫さを感じる。虫といえば2月3日にアブラムシが飛んできていた。こいつらまだ寒いのにもう活動を始めるのかと驚かされた。オルトランDXは中々切れないな。
冬の寒さ対策にリキダス2000倍希釈液を水やりを兼ねてあげている。
2022年4月13日 写真2点 花芽の様子
葉と葉の間と言うか頭と頭の間から花芽を伸ばしてくれていて後の処理が楽そうで助かる。花茎の長さはやや短めで中程から傘の柄のように曲がって花は下を向いて付いている。花茎に付く葉の形は船底状で小さめ葉色は本体の葉と同じ感じ。葉挿しにしても成功率は低そう。
花は黄色っぽい。蕾は縦長のイチゴのような形で鈴生りに連なって付いている。
2022年5月28日 写真1点 植え替え6cm白スリットポット➡7.5cm白スリットポット
植え替え後⬆
紅葉は醒めてしまってしっかり夏顔になったものの大きくなってくれた。6cm鉢からはみ出てたけど、植え替え直後にも関わらずジャストサイズとは中々の成長っぷり。また秋に植え替えることになるかなぁと思いもしたが、秋の中頃あたりに株分けしたら良い感じになるんじゃなかろうかと思う。
植え替え後に置き場所を建物東側のベランダに移した。
作業内容:植え替え(鉢増し)6cm白スリットポット➡7.5cm白スリットポット
根鉢を崩して土をある程度落としてから植え付け。土を落とすために根をほぐす時に千切れちゃった根は気にしない代わりに根切はしないことにした。根にそれなりにダメージがあるので水やりは3日後からスタート。葉挿し用の葉は取らずに株分けもしないことにした。
鉢:7.5cm白スリットポット
土:小苗用土
肥料:マグァンプK中粒を人差し指と親指で一つまみ土(下層)に混ぜ込んで使用
使用薬剤等:オルトランDXを土(上層)に混ぜ込んで使用
2022年6月27日 写真1点 コガネムシ!テメェこの野郎
ほぼ朝のルーティンとなったタニパト。朝から暑いねぇとベランダに出てみると、多肉の上でモゾモゾしているコガネムシ発見。
小学生の頃はカブトムシの下位互換みたいなイメージで割と好きだったけど植物を、特に鉢植えで育てているとコヤツに苦汁を飲まされるので段々イメージダウンしていった。とは言え昔は捕まえて観察したりして慣れ親しんだ(わっち主観)仲、なるべくサーチアンドデストロイな対象とせずに穏便に済ませてきた(幼虫は除外)。にも関わらずよく見たらコヤツ多肉まで齧ってる!食うなや。
速攻で追い払い齧られていた多肉を見てみると、
あちゃー。せっかく順調に成長していたクリスマスイブに生々しい傷が・・。何してくれてるんや、勘弁してよ、お前雑食性強いじゃん、この季節食べ慣れたものが他にもいっぱいあるじゃん。わざわざオルトランDXだのベニカXファインスプレーだとか撒かれてる食い慣れていないであろうものを食べなくても良いじゃん。てか、結構食うなぁ。体のサイズ比で考えると人間からしたらスイカの大玉1玉ぐらいは食べたんじゃね?
まぁ、過ぎたことはしゃあない。傷口から病気になったら嫌だから病虫害予防を兼ねてベニカXファインスプレーをシュシュとして様子を見ることにする。これからはこんな傷を見たらコガネムシの仕業かもと疑える様になたし、コガネムシも多肉に害を与えてくるとわかったことを収穫とすることにしよう。
今回齧ってくれやがったコガネムシは学名がMimela splendensってよく見かけるタイプ。多肉の敵認定です。
2022年8月19日 腐れ発生とその処置
曇り空と激しい雨が繰り返すような天気が続いた中でも雨露を吸って大きくなったりと割と順調に育ってくれている印象で少し安心していたのに夕方のタニパトで久しぶりの腐れを発見。まさか以前コガネムシにやられた傷が原因じゃあるまいな?
やっぱり多頭の子は蒸れやすいのか被害が出やすい気がする。取り敢えずいつも通り変色した葉をもぎ取って状況確認。
変色している葉の数は思っていたより少なく、しかもこういう色になっちゃった葉はグズグズになっていてポロッと取れるか千切れてしまうかの2択が今までのパターンだったのにこの子は中々葉が外れないし葉に張りがあり千切れたりする気配も無い。とは言え取れた葉を軽く絞るように捻ってみると葉の裏の多分気孔の所から水が滲んでくるから葉の中の細胞はそれなりのダメージを受けているっぽいんだけど、この差は腐れが発生してから発見されるまでの時間の差なのだろうか?
多頭でミチミチしていて鉢から抜いて土を落としても被害状況が分かりにくいため解体することにした。折角多頭で可愛かったのにもったいない気もするけど今までのパターンからすると株姿をできるだけ崩したくないと思ってギリギリこれでいけるか?って半端な処置をするよりこの程度のダメージでここまでやるか?ってぐらい徹底的に悪い部分は除去した方がその後の経過が良かったので、今回も株数増えるからええやんと思うことにする。
まずはハサミで大雑把にカットしてバラす。
解体してみると一番大きな頭の茎のところが一番被害が大きかったみたい。他のところも少し変色している部分はあったものの被害は軽微。かなり小さくなってしまうが被害部を取り除くために変色部付近の葉を外しながらデザインナイフで変色部分を削ぐように切っていく。
大分小さくなってしまったけどコレぐらいまでやっておけば腐れは止まるんじゃないかと思う。同じように他のものも処置していく。
処置が終わったら小さなカット苗4株と葉挿しできるか微妙な葉が21枚が手元に残った。
カット苗になってしまったものはセルボックスに植え付けることにし、葉はその日のうちに土に挿すことにした。今回はカット苗がかなり小さくなってしまったので早いうちに発根して欲しいので切断面がまだ湿っているうちにルートン(発根促進剤)を付けてから植え付ける事にし、ついでに葉挿しの方にも全て同じくルートンを付けてから土に挿した。
作業内容:カット苗植え付けx4
切断面が乾く前にルートンをまぶし付けて肥料とオルトランDXを混ぜた土の上にそっと置くように配置し、アルミ線を曲げたもので株がグラつきにくいように固定した。水やりはその日のうちに底面給水で土表面まで水が上がってこない程度に吸水させて終了。以後発根が確認できるまで鉢内の土の下部だけが乾き切らないようにこの水やりを繰り返す予定。
鉢:セルボックス
土:鹿沼土細粒
肥料:マグァンプK中粒を軽く一つまみ土(下層)に混ぜ込んで使用
使用薬剤等:オルトランDXを土(上層)に混ぜ込んで使用、切断面にルートンをまぶし付けた
まぁ、コレでうまくいけば一気に株数が増えて万々歳なんだけど、まだまだ暑いんだよなぁ。葉っぱもいっぱいあるし全滅しなければいいや。
解体する時に使ったハサミが刃先がカーブしてて奥まったところに入りやすく、ギザ刃で滑りにくいので今回の様な荒解体する時なんかには良いなと思った。こいつで荒解体してからデザインナイフで切断面を整える様にすれば株に与えるダメージを最小限にとどめれるんじゃないかと思う。ステンレス製でメンテナンスしやすいのも良い。
使用資材等