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ニンニクのつるつる植え

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ニンニクのつるつる植え

メリット

○適期に植え遅れても植え付けできる(重要)

彼岸過ぎて気温が下がってからの遅植えも可能(生育が早まるため)

黒マルチとの併用で11月7日に植え付けたが当地(福岡県)では問題ない生育を見せてくれている(2022年3月30日追記)

○玉(鱗茎)が大きく育つ

土中水分を弾く薄皮がないため吸水しやすくなり、発芽が早まり、

その後の生育も良くなるので充実した株で越冬でき、結果大きく育つ

○病気に強くなる

発芽までが早くなり、発芽までに時間がかかると感染しやすい病気に

感染しにくくなる(春腐病など)

ニンニクに含まれるアリシン(殺菌作用有り)の影響が周りに及びやすくなる

○傷んでいるモノや病気の種球を見つけやすい

傷んでいる種球

皮を剥くと結構傷んでいるものがある。状態の悪い種球を植え付けずに済むので後から植え直す手間も減らせる。

○鱗片が1つに見えて2つある場合があるのを発見できる

皮を剥くと1つに見えて2つだった鱗片

 

これも結構あるある。

大きな種球と思っていたらそんなに大きくないのが2つ身を寄せ合っていただけで、後から育ちの良くない方を間引いたりする作業が増えたりする。

 

 

デメリット

○剥くのに手間がかかる

水に浸けておいて(長時間浸けては駄目)皮を少し柔らかくしておくと少し剥きやすくなる

ある程度皮を剥いたら水を付けながら剥くとキレイに剥ける。

参考写真くらいまで皮を剥いておけば、霧吹きなどで少量の水をつけてやった後に指の腹で擦るようになでてやれば薄皮は簡単に剥がれる。

爪などで傷を付けないようにする。特に先端の芽の部分や、根の出る部分には気をつける。

やり方

前日か当日にニンニクの水を弾く薄皮を剥いてから植え付ける

 

薄皮をキレイに剥いた後の種球。

出来るだけキレイで大きなものを使うと、大きなニンニクの収獲に繋がりやすい。

 

 

ニンニクを剥いたあとは普通の植え付けと変わらないが、

皮がついていないので植え付け時に傷を付けないように注意する

 

注意点

・水はけが悪かったり、肥料分の多い土の場合は病気が多くなる

無肥料栽培や高畝は相性が良いかもしれない

・全体的に丁寧な作業が求められるので大規模にやるには不向きかも

 

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